稲取をあとにして、また伊豆スカイラインを天城高原から乗る。
わざわざ東伊豆まで行って、昼食を食べるだけでトンボ帰りはもったいないので、
温泉はないかと検索していたら、伊豆スカイライン内の天城高原から少し北上した
ところに、
万天の湯というのがあるのを思い出した。
以前も友達と立寄ろうとしたけど、あまりにもボロボロの建物に、後ずさりしながら
帰って来てしまった思い出があるところだ。
それにしては看板が新しいし、「営業中!」と謳っているので、改めて訪れてみると、
ボロボロの建物は以前のようにあったけど、それは潰れた国民宿舎で、その横に温泉施設
が隣接しているではありませんか!以前もちゃんと見ていればわかったのに・・・
よくよく調べてみると、営業してから10年も経ってないから、比較的新しい部類じゃあ
ないですか!
市外の客は700円を支払い温泉へ。
穴場的場所と平日が相まって、ほぼ貸し切り状態。しかも何と言う富士山の眺め!!!
やや熱めの露天風呂からは、峰々の遥か先に夕日を浴びている富士山。
内湯からは寝そべっても富士山が拝めるのは驚きで、例え大きな窓が曇っても、定期的に
窓の上から水が流れてきて曇りを晴らすので、町の銭湯の壁に描かれている富士山より
ダイナミックに富士山が見られるのだ!
「ここは通ってしまいそうだなぁ・・・」
しばらく湯船に浸かりながら、何も考えず富士山を眺めていると、自分も富士山も同じ色
になってきているのに気づいた。
さて、マジックアワーの空の下、再び伊豆の尾根を今度はゆっくり帰るとしよう。
<RICOH GR DIGITAL lll>
広角レンズの為、富士山は小さくなってます。
Canon EOS 5D + EF70-300mm F4.5-5.6
DO IS USM
実際はこんな富士山を眺めながら、ゆったり温泉に浸かってました。
RICOH GR DIGITAL lll
潰れた国民宿舎
隣接する温泉施設
露天風呂からの眺め