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2013年 06月 06日

みちのくひとり旅 〜 陸前高田 〜

2002年の夏キャンプで、東北の海沿いを秋田の男鹿半島から福島のいわきまで走ったので、
三陸の海岸を走るのはそれ以来だ。今回は宮古から南下して行くルート。
宮古の市街から三陸国道に合流する際に、フラッシュバックのように映像が思い出された。
震災の報道で何度も流れた映像の中に、市役所から撮った防潮堤を真っ黒な海が乗り越えて、
船や車を押し流して行く見覚えのある場所に出たのだ。
宮古市は比較的高台が多く、三陸でも北側に位置しているし、宮古湾も北に向いているから、
2年以上経った今では、車窓から見える被害状況は大分落ち着いているようだった。
ただこれから見て行く、町などに比べたらの話しだ・・・。

三陸を南北に走る国道45号線は「ここから過去の津波浸水区間」〜「ここまで・・・」の看板が、
ひっきりなしに出てくる。区間内も現在地の前後左右のどこまで浸水したかの表示が多数ある。
後世に伝える意味もあって良いと思うが、ここまで浸水区間が多かったのかと圧倒される。
この後通過して行く山田町では、国道沿いの家々は半壊したままの姿が晒されたままの状況だし、
大鎚町の吉里吉里(きりきり)地区は、かつての陸橋が飴のようにひしゃげている。
今では草が生えて、畑かな?とも思う所も前までは人の暮らしがあったのだろう。
そんな中でも新しく家を建ててたり、コンビニがプレハブで営業していたりすると復興の兆しを感じた。

釜石、大船渡と大きな街を通過。カーナビの地図と実際の風景が合ってないところもある。
みんな海沿いはヤラれたまんま。
そして陸前高田市へやってきた。道の駅でクルマを停めてじっくりこの街を見てみようと思った。
ん?無い・・・道の駅が無い。
今Yahoo地図を見てみると、まだ街がそこにある。ショッピングセンターも公園も団地もあったんじゃん。。
あの有名な「奇跡の一本松」は見に行けるのかな?近くに行ってみると、工事現場かな?と思った所が
一本松への駐車場になっていた。朽ち果てた浄化センターを通り、荒れ果てた荒野のような道の向こうに
見えたいた。ひょろっとした一本の松に足場が組まれている。
最近復元をやり直してるようで、葉っぱの部分は下に置かれていた。一本松の向こうにかつてのユースホステルは
崩れたままだし、高田松原は無惨に何も無い。この元海水浴場から街に目を向けると、元の街がどうだったかは
覚えてないけど、一面何も無くなっている。陸前高田は「市」だから結構大きな市街があったのだろう。
でももうそこは荒野だ。これらの街が復活するのはいつなんだ?元へ戻るのか?元へ戻すのか?
直面してゆく車窓の風景に、苦々しい思いを抱きながら宮城県へと入っていった。。

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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
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大鎚町吉里吉里地区
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釜石
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陸前高田
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by ymgchsgnb | 2013-06-06 08:40 | drive | Comments(0)


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