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2013年 06月 15日

試乗記 〜 ABARTH 595 competizione 〜

FIAT / Alfa Romeo東名横浜店の2階にABARTHの正規ディーラーがオープンしたのが4月だったかな。
ABARTHの試乗目的で訪れたのが5月の半ば。土日のフェアには仕事で行けなかったから、訪れたのは月曜日だった。

印象の良くない営業と対することとなる。まぁFIAT / AlfaとABARTHの兼任営業マンなのだろう。
ABARTHの試乗車は何があるのか訊ねると、500のコンバーチブルのモデルと595のコンペティツィオーネだと言う。
まずはノーマルな(?)ABARTH500を乗るべきなのだろうが、コンバーチブルよりもクローズドボディが良かったし、
何よりコンペティツィオーネというホットなクルマに乗ってみたかった。

淡々とした営業マンとのトークも盛り上がらないし、つまらなかったので一切595の写真は撮っていない。
今回は一部ネットの画像を拝借しましたよ。

さて、FIATのチンクと比べて、どんな乗り味・走り味なのだろうか??

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<Screen Shot>
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今回もいつも通りディーラー指定の短い試乗コースだ。
ただこのディーラーでは、チンクの500でツインエアやノーマルのマニュアル車などの試乗経験があるから、
それらと比べられるし、短いながらも山坂道もあるので、ABARTHの走りが堪能できるのはないだろうか。

ここ最近のABARTHは販売が絶好調のようで、貧弱だったラインナップも日本用に拡充してきていたり、
思い切った装備の変更で価格も嬉しいほど引き下げたのだ。だから売れ行きがいいのだろう。
そのモデル拡充のおかげもあって、念願の右ハンドル・パドルシフト仕様のクルマに乗れたのだ。
今までは右ハンドルだとマニュアル車で、左ハンドルだとパドルシフトだったり、コンバーチブルにすると装備が
あ〜だこ〜だと色々あったんだけど、今では選択肢の幅が増えたのだ。このチンクと同じボディを共用する
ABARTHのマニュアル仕様は好きじゃないのだ。ボディが小さいゆえに足元が狭く、クラッチペダルと
フットレストの共存が出来ていないから、このボディには2ペダルが合っていると思う。

いろいろ余計な話しをしたけど、595コンペティツィオーネとはどんなクルマか。。
ABARTH500に、546,000円のパワーアップキットである「esseesse(エッセエッセ)」が標準装備されているもの。
エッセエッセとは、エンジン周りのチューニングやサス、タイヤ、ブレーキの足回りの引き締めなどのパーツキットなのだ。
もちろんそれだけでなくレコードモンツァという4本出しのマフラーや、内外装も手が加えられて、
相当上級仕様になってます。それで500との価格差は700,000円。お得なのか損なのか、果たして?

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ここでやっと試乗体験をば。。
アイドリング状態から走りを期待させる音が、うるさくない程度に響いてくる。
期待いっぱいで乗り込むと、サベルト製のバケット風シートが、お洒落且つシッカリとカラダを受け止めてくれる。
シフトノブは無く「1」と記されたボタンを押すとドライブ状態。マフラーが軽く吠えたのを聴き一般道へ出た。
オートマ状態での走りは、チンクのようにシングルクラッチ独特の、途切れ感満載シフトアップ。
マニュアル乗りにはさほど違和感はないだろうが、オートマ乗りには「味」と捉えることができるだろうか?

「A/M」ボタンを押しマニュアルモードに切替えると、ステアリング裏に配されるパドルでのシフトチェンジとなる。
チンクとは明らかに太いトルク感もあって、一気に自分自身もスポーツモードに切替った。
1,120kgの軽量コンパクトボディに、最大23.5kgmものトルクが比較的低回転域から発生するんだから、
ニヤリとしないはずがない。

長い坂道を下ってる時のシフトダウンは、マニュアル車ほどのエンブレ感は感じられなかったけど、
ゆるいS字の登り坂での加速は良かった。足回りが引き締められてることによるコーナーリングの安定性。
ショートホイールベースによるクイック感。相当なボディ剛性の高さも感じられた。
ヤバい!欲しい!と思った時には「目を覚ませ!現実を見ろ!」と試乗時間が終わってしまう。

今回残念だったのは、せっかくレコードモンツァを装備してるのに、エンジンを高回転まで回さず
ABARTHの咆哮が聴けなかったこと。4,000回転以上回すと雄叫びを上げるみたいだったんだね。。

695トリブートフェラーリまでは手が出なくとも、595コンペティツィオーネなら手が出せなくもないところが
何とも悩ましいところだ。
CR-Zのスポーティな走りをしつつも、燃費をどれだけ伸ばせるかという愉しみに浸っている我が身に、
また昔のような燃費(595のモード燃費は14km/L)に戻れるのか?とか勝手に自問自答してしまう。
セカンドカーにあったら愉しい生活が送れるだろうなぁ。とかいつもながらに思う。
何台セカンドカーがあったら済むんだって話し!

<iPhone 5>
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by ymgchsgnb | 2013-06-15 16:20 | test ride | Comments(0)


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