城山ではちょうどお昼時だったので、行楽客がランチで賑わっていた。
遠足の子供たちも団体で盛り上がっていた。
高尾山からちょっと足を伸ばせば「城山茶屋」という大きな売店もあるし、机とベンチもたくさんあるから
混み合った高尾山頂に辟易してる人もここはいいだろう。
城山の次の山はとうとう高尾山である。出発したのが12時20分だった。
高尾山〜城山間までは登山装備の無い行楽客も多く来るのだろうか、登山道は木道や舗装路が充実していた。
しかし全部が舗装された道ではないので、気温が上がった昼ともなると、霜柱の溶けた土の道でグチャグチャだった。
登山装備のない女子たちや、家族連れは歩くのも大変そうだ。キレイなおべべが汚れちゃうね☆
ちゃんとした山の、ちゃんとした登山道で、ちゃんとした登山客がいるところは快適に歩けるところも
高尾山周辺ともなると、世知辛い登山道となる。広い登山道に横並び独占で、前後気にせず歩くおばちゃん達など
山のルールやエチケットが通用しないゾーンに突入となるのだ。
陣馬山→高尾山は下りが多めで楽ではあるけど、気分的には徐々に楽しめなくなるかも。
その逆は登りが多めだけど、徐々に俗世を離れて、気分も景色も標高も最高点へ向けて右肩上がりだ。
12時45分高尾山に到着。一応ザックを下ろして休憩はしたけど、山頂直前の階段で攣った太腿を休ませて
汗を拭う程度の10分休憩。
まだまだ登ってくる普段着の行楽客の波に逆らい、薬王院〜ケーブルカー山頂駅に向けて下り始めた。
リフトで下っても良かったけど、体力的にはまったく疲労は無かったので
一号路をそのまま下っていった。
一号路は登りで使ったことはあるけど、下りは初めてだった。全体が車道で、中盤の勾配はかなりキツイので
太腿と膝、関節へのダメージは相当なものがある。別の土の登山道から下れば良かったとちょっぴり後悔。
コースタイム40分の下りを20分で下り、ゲーブルカー清滝駅へは13時40分に到着した。
しかしまだ縦走は終わらない。クルマをピックアップするまでを歩き続けるのが今回のテーマ。
そのまま京王線にも乗らず、甲州街道を競歩の如く歩くこと25分。ついにスタート地点のJR高尾駅前に着いた!
6時14分の電車に乗って、駐車場まで歩いて帰ってきたのが14時10分。約8時間の行程だった。
陣馬山〜高尾山間は、様々な登山コースが枝分かれしているので、ちょっとした運動にバリエーションがあるし、
自宅からそう遠くないし低山なので、秋から春にかけては良いかも知れない。また行こっ。
<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4
L IS USM>
高尾山頂
薬王院の紅葉??
城山から高尾山へ
木道が整備されている
登山道の整備ご苦労様です!
(死体が転がってるのかと思った・・・)
一丁平の展望台
高尾山への最後のイヤラシイ長い坂
山頂への近道は階段
ここでついに太腿が攣り始めた
(休憩も取らずに、ハイペースで歩くとそうなるの)
黒猫の招きにあいて高尾山
高尾山(599m)
最後まで雲ひとつない富士山が見られた!
サブちゃん
一号路を下ります
ケーブルカー清滝駅
甲州街道をひた歩く
ゴーーーーール!!!