薩埵峠へ着いた時は、もう朝7時を回ろうとしていた。
日の出が4時半頃なのでだいぶ太陽は高く、興津方面から上がってくるのに、朝の渋滞が
はじまっていたくらいだ。
薩埵峠には10台弱停められる駐車場とトイレがある。
その日の朝みたいな綺麗な朝焼けや、ここからダイヤモンド富士が見られる日があったとしたら
大変混み合うんだろうなぁ。
ここには景色を撮るように展望台があって、それは駐車場から東海自然歩道を通って数分、
距離にして100mあるかないかだろうか、そこに展望台が設けられている。
展望台に上がると、より景色が愉しめる。歌川広重が描いた東海道五十三次の「由井」の絵とともに
案内書きが記されている。
「当時と同じ景色が望める唯一残された場所」となっているけれど、比べてもらえばわかるだろうが
当時のそれとはだいぶ違うようだ。今では眼下に東名高速、JR東海道線、そして国道1号線が、
三本の矢の如く束になって日本の交通・物流の要衝になっている。
駿河湾の海は昔と変わっていないだろうが、海岸線は激変してるんだろうな。
そして昔から不動なのは、ここから眺め富士の高嶺であろう。
広重が描いた富士はたくさん雪を抱いているように見えるが、季節はいつ頃だったのだろうか?
またここを訪れる時は、夜明け前の景色を撮りに来たいな。
交通の要衝のヘッドライト・テールライトをスローシャッターで流してね。
<Canon EOS 6D + EF35mm F1.4L USM>
<Screen Shot>
<iPhone 6>
駐車場・トイレあり杖あり
駐車場から展望台への道
すぐに展望台が現れる
どーーーん!
輝く駿河湾
<Canon EOS 6D + EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USM>交通の要衝遥か沼津アルプス
製紙工場群<Canon EOS 6D + EF35mm F1.4L USM>
びわがたくさん実ってた