景信山を過ぎてしまうと、この先特に素晴らしい景色には出会わない。
写欲も失せ、純粋に山歩きを愉しむのみだ。
小仏峠への下りで同行のMちゃんの膝が悲鳴を上げはじめた。
ここのところ平気だったようだけど、再発してしまったか?今後の山行に響いてもよくないし、
一緒に買ったスノーシューへ行けなくなったら元も子もない。
大事をとって、城山は巻き道へ逃げるが、高尾山まではまだ先が長い。
高尾山からの下りもアスファルトや石道になるので心配だった。
高尾山への最後の階段で息を切らし、13時40分高尾山(599m)に「到着」。
そう、あくまでも到着。「登頂」とは言い難い場所。
1年前のように足の踏み場もないことはなく、適度な観光客の人数。
西日と霞みで富士山どころか、景色もままならない情景だった。
滞在10分で下山開始し、膝に負担のかかる道を何とか下っていった。
帰りは乗ったことのないリフトで下る予定だったが、まさかの点検運休中!
仕方なくケーブルカーの行列に並び、ケーブルカーに押し込められ下界へと降り立ったのだ。
新しくできた高尾山口駅前の極楽湯は、混んでそうだったので回避し、京王線で京王高尾駅まで帰った。
その後はお決まりの温泉&肉とサラダバーへ寄って、この山行を締めくくった。
年末も押し迫り、恒例の箱根駅伝仕事までの間、はたしてスノーシューへ出かけられるのだろうか?
相変わらずの暖冬で仕事は楽になりそうだが、山には良くない。頼むから降ってくれ〜!(叫)
<Canon EOS 6D + EF50mm F1.4 USM>
高尾山