湯田中温泉からさらに北上して、
斑尾高原へやって参りました。
麓の飯山市街までは雪が全く無かったけど、高原へ向けて標高を上げてゆくと周りの景色は徐々に変貌していった。
スノーシューを購入してからここまで1ヶ月以上も経って、ようやく待望の雪景色。
北八ヶ岳でスノーシューデビューはしたものの、本格的な適切ではなかったから、新雪の只中にこうして
やってくると静かに興奮を覚えた。
スタッドレスタイヤ購入、換装後初の雪道も経験できた。
実は目的の斑尾高原観光協会へナビまかせで向かっていたのだが、逆方向からの道を誘導され
結局除雪されていない道で行き止まりとなり引き返したのだが、その道すがらの圧雪路でMAZDAの
i-ACTIV AWDを優秀さを堪能できたのは収穫だった。ブリザックVRXも相まって、まったく安心の雪道走行でした。
下界は厚い雲の下で陰鬱な景色だったが、たった1,000m程度の高原へ上がると、そこは雲の上だった。
白い雪原の下に、白い雲海。その向こうに白い峰々は連なっている。空は青が勝っている。
ネガティブな天気予報を打ち負かしたような陽気で痛快だ!
そしてようやく
山の家に立ち寄り、スノーシューコースの地図をもらいレクチャーを受けると
予定してた希望(のぞみ)湖周辺のコースは湖の凍結具合も微妙で、コースも不明瞭だとかでスキー場側の
コースを案内された。
駐車場は小さく除雪されてないので入れないようだが、路肩に駐車できるスペースがいくつかあるとのこと。
早速向かってみると、確かに駐車場はまったく雪の中だったので路肩に駐車した。
他に利用者はいないようで、我々のクルマ1台だけが駐車してある。ということはコースはノートレース。
昨夜に積もったらしく贅沢な新雪のコースになっていた!もらったコースマップと道標を目印に森へと分け入った。
初めて新雪にスノーシューで踏み入った感触は、雲の上を歩いてるようで、しかし確実な浮力で踏破性は抜群。
歩くごとにパウダーがサラサラと舞ってキレイだ。
このふるさとの森というコースは1〜3時間の様々に設定されたコースがあって、我々は基本2時間コースを
歩いて行った。しかしこの時間は夏道のコースタイムであろう。
起伏も適度にあって、初めてスノーシューに装備されたヒールリフターで斜面を登ってみたが
これは良い機能だ。登りが断然楽になる。いつかもっと雪山の斜面を登る時にかなり助かるな。
我々だけで誰もいない森。時折スキー場からの案内放送が聞こえる。コース設定も車道の橋梁の下をくぐったり
橋を渡ったり飽きさせない。このピュアで純白な雪に、心も同調して童心に帰っていった。(つづく)
<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
路肩にクルマを駐車