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2017年 05月 13日

行き当たりばったり東北旅 〜 三陸の幸

あまちゃんのロケ地巡りを終えたら、あとはひたすら三陸海岸を南下するのみ。
漠然とこの日は仙台くらいまで行けると思っていたが、やはり距離がとんでもなかった。

まず久慈から宮古までが遠かった。宮古からは震災後にも南下したことはあったが、2013年のあの時は朝イチから
走り回ったので、南三陸に昼過ぎには着いたが、今回は夕方までにどこまで到達できるか未知数だった。

宮古では真っ黒な津波が堤防を乗り越えてくる、幾度も繰り返し流された映像の場所を通過し、その後の海沿いの町は
新しく防潮堤が整備され、かつての住宅地も公園などに整備されていた。やや高台に新築の家が建ち並んでいるのも
散見され、確実な復興も見て取れた。
ひしゃげた欄干の陸橋があったのが印象的な大槌町吉里吉里地区だが、道路が完全に山側に通されていたが
あの陸橋はそのまま当時を物語っていた。戒めとして残すのだろうか。
以前朝食で寄った仮設のコンビニも、ちゃんとした店舗に変わり移動されていた。

その後、釜石を過ぎると、復興道路こと三陸自動車道が建設されつつあって、断続的に高速道路が繋がっていた。
まだ全線開通してないから無料区間なので、なるべく通るようにして先を急いだ。
南下するほど長距離区間が完成していて、大船渡をパスし陸前高田まで一気に来られたが、すでに18時を過ぎていた。
驚いたのは陸前高田の街が完全に無くなっていて、街全体の高台化の工事が行われていたことだ。
幾重にも重なる台形の盛り土はまるでどこかの遺跡のようで、これから全く新しい街が建設されてゆくことだろう。
生き証人でもある奇跡の一本松も凛々しくそこに佇んでいた。

気仙沼に着く頃には日没を迎え、ここで夕食処でも探そうとしたが、上手く見つけられないまま通過してしまい
南三陸も夜ではリニューアルしたばかりの南三陸さんさん商店街もほとんどの店舗が終わってることを踏まえ
今回はパスしたが、今なら奥松島IC〜南三陸海岸ICの三陸道が無料で利用できるので南三陸キラキラ丼を食べに是非行きたい!

行き当たりばったり旅ゆえ、この日の宿も、夜ごはんも決まらないまま走り続けて石巻までやってきた。
まずは夜ごはんだと外食産業の灯が目立つ石巻河南ICで下りると、速攻で見つけた東京にも店舗があるが
宮城が本場のうまい鮨勘 石巻支店へ飛び込んだ。
決して安くない回転寿司店だが、この日は一切ケチることなく大胆に板前に握ってもらった。
旅で野菜不足も解消できるほどのサイドメニューにも舌鼓を打ち、宮城の幸を堪能した。

店の向かいに直前の名古屋出張でも泊まっていたルートインホテルがあったので、お寿司を食べつつネットなどで検索したが
結局電話で直接予約を取った方が安かったので、ツインルーム12,000円でチェックインと相成った。
車中泊も覚悟していた21時のことだった。
相変わらず温泉には入れてないが、人口温泉という大浴場もあるので、それで心を落ち着かせ、2日目の旅を終えた。

そして、ルートインは充実した朝ごはんが付いてるのがいいね。
3日目も長距離移動で帰るので、朝イチからしっかりたっぷり食べて備えた。

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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
陸前高田の奇跡の一本松
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<iPhone 7>
石巻で舌鼓!
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防潮堤
行き当たりばったり東北旅 〜 三陸の幸_f0157812_12320285.jpg

<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
陸前高田
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<iPhone 7>
うまい鮨勘にて
ほっき貝ひも付き3貫
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光り物3貫
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特撰3貫
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ルートインの朝食
三陸のわかめサラダも
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土地柄ずんだ餅も!
行き当たりばったり東北旅 〜 三陸の幸_f0157812_12320538.jpg


by ymgchsgnb | 2017-05-13 08:00 | travel | Comments(0)


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