旅2日目の昼までびっちりだった行程も錦帯橋をもって終了。このあとは行き当たりばったりで行く。
というのも2泊目の宿は取っていない。いわゆる健康ランドってやつで仮眠する。
チェックインの時間制限もなく、23時間営業なので夜のうちに到着できればいいのだ。
錦帯橋を後にしたのが15時で、ここからケチケチと岡山にある健康ランドへ向かう。
広島市街の混雑を避けるのともみじ饅頭をお土産に買いたかったのもあって、宮島スマートICから山陽道に乗った。
宮島SAでは各メーカーのもみじ饅頭がバラ売りしてある広い売り場があり、大変助かるオススメの場所だ。
オーソドックスなもみじ饅頭以外、ほとんどのやつをバラ買いしてお土産とした。
広島市街を回避して志和ICで高速を降り、国道2号線で東広島、三原と経由し尾道へ到着したのは、夕食にちょうど良い時間になっていた。
尾道と言えば尾道ラーメンなので検索すると、一番の老舗で行列店は残念ながら定休日だったので、あとは適当に店を決めた。
向かった店は
牛ちゃん。店に入ってみると、各テーブルに焼肉用のロースターがあるので「あれ!店間違ったかな?」と思ったが
この店は焼肉屋で、ラーメンも出してる店のようだった。
尾道ラーメンの特徴は背脂!ラーメンの脂は排除したいと思っているが、尾道に来てそんなことしたら意味がないので素直に受け入れる。
澄んだしょうゆ系スープには、見たことのない大粒の背脂が所狭しと浮いていた。麺は細めのストレートで、焼肉屋を主張する
大きなチャーシューが鎮座している。
食べて見ると背脂の存在を感じないくらいサッパリとしたしょうゆ味のラーメンで、焼肉を食べた後にでもスルスル行けてしまいそうだ。
今思えば、焼肉を突きながらラーメンを啜っても良かったな。
この店のすぐ近くに
松愛堂という菓子屋があり、隊員のひとりが気にしていた
はっさく大福が売っていた。
広島の隠れた名物のようで、ひと口もらったがいちご大福より甘みと酸味のバランスがかなり酸味側に寄っている印象。
日持ちがしないので買わなかったが、すぐ帰れる出張とかには、広島土産のひとつにいいかもだ。
再び国道2号線を東へ、福山、岡山県に入って笠岡、倉敷、岡山とケチケチ移動した。
稲荷山健康センターに到着したのは、確か22時前くらいだったか。この手の健康ランドは、長距離ドライバーや不規則な就労勤務者で
混み合ってるイメージだが、ここは空いていて快適だった。街道沿いにないところが要因だろう。
ここは、長距離移動のため高速代やガス代が嵩む訳だが、旅の打ち合わせ時に隊員が見つけた場所だった。我々には大当たりである。
朝までいる客は深夜料金込みで3,000円だが、JAFカードをチラつかせて2,700円にした。
ロッカーに荷物を入れると、この初の温泉へジャブンだ。名物という漢方励明薬湯に入ると、全員急所をヤラれてしまった!
薄いカレー味で煮込まれているようなスパイシーな湯だった。
入浴後はすぐに仮眠室へGOで、隊員たちは眠りに落ちた。自分も超寝不足のはずだが、なかなか寝付けなかったのは尾道から岡山まで
助手席で寝落ちてたからかな⭐︎
<iPhone 7>
焼肉テーブルで尾道ラーメン
牛ちゃん
大粒の背脂
はっさく大福
すっぱい!
稲荷山健康センターの仮眠室
隊員たちはもうイビキかいて寝ている