丸山辺りまでの散歩のつもりが、うっかり独標まで来てしまいましたが、どうやらこの息を飲むような
大パノラマの手招きを受けていたようだ。
山頂では、Facebook用にiPhoneでパノラマ写真を撮るのがお決まり。
そしてブログ用に望遠レンズで周囲の峰々を撮影するのも。
雪を纏ったアルプスは、夏のそれに比べ角が取れて優しい山容を見せているが、実際は夏よりも手厳しい。
笠ヶ岳の稜線をラッセルしながら歩いている自分を想像して、そんなことはあり得ないなとひとり笑った。
新穂高ロープウェイの展望台には観光客の姿がチラホラ。
こちらがあちらを見ている時、あちらからもまた独標を見ているのだろう。どう見えているかな。
ここより南に位置する焼岳と乗鞍岳、そして西の白山は、高度が落ちた太陽を受けてシルエット気味に見える。
焼岳はまた最近、噴気活動が激しくなったようだ。
丸山辺りでは甲斐駒ヶ岳に隠れていた富士山も、堂々とその雄姿を見せていた。八ヶ岳はまだ薄づきの雪化粧か。
自分の山頂滞在時間としては短い20分程で下山を開始しましたが、西穂高岳の本峰を目指すには
時間も度量も何より技術もないので、そこへ向かう気はありません。今の自分はここで十分満足です。
さて、あとは山荘でゆったり過ごそう。しかし「行きはよいよい」で来てしまった独標からの下降が問題だ。(つづく)
<Canon EOS 6D>
EF24-105mm F4L IS USM
笠ヶ岳をバックに
EF70-300mm F4.5-5.6
DO IS USM
山荘で同室の方がピラミッドピークに
EF24-105mm F4L IS USM
EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USM
笠ヶ岳
山荘も見える
双六台地
甲斐駒と富士山
八ヶ岳
ロープウェイの展望台
上高地河童橋付近