Photolog

ymgch.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

2011年 06月 01日 ( 1 )


2011年 06月 01日

100,000万年後の安全

何気なく見ていたテレビから、聞き覚えのあるクラフトワークの「放射能」が流れてきた。
何かと思い注視すると100,000万年後の安全という放射性廃棄物をテーマにした映画の紹介だった。
随分とタイムリーな映画だなと思っていると、北欧を中心に製作された2009年の映画だった。
福島原発の問題が起きたから、改めて日本で公開されたのだろう。
興味関心があったので、是非観に行きたかった。上映している劇場も日付も限られているけど、
ちょうど近所のシネコンで上映していたので早速観てきました。

どんな映画か?
決して面白く、痛快な映画な訳はなく深刻なドキュメント。
もちろんポップコーンなど似合わない。ちなみに私はラージを頼んだが・・・
クラフトワークの他に不気味なSE、美しいオペラなどをバックグラウンドにゆったりとした外国語の語り。
寝不足のまま仕事をした後の鑑賞は少々堪えた。興味はあるのに、気付くと目をつぶってることもしばしば。
映画の後半は、ほとんど目を閉じていたかも。

でも内容は理解している。人類にとって深刻極まりない現状がそこにはあった。
現在全世界にある放射性廃棄物(核のゴミ)は推定20〜30万トン。捨てる場所も決まっていない。
ただ世界で唯一の地層処分場がフィンランドのオルキルオト島にある地下500mの「オンカロ」と呼ばれている施設がある。
当然全世界の廃棄物を処分できるキャパはなく、フィンランド分だけで精一杯。貯蔵終了は22世紀の話し。
そして封鎖・・・

高レベルの放射性廃棄物が無害化するのに10万年かかるという。どんだけ先!?
その頃の「そこ」はどうなってるの?
現在の最新科学ですら、たった数千年前の遺跡の全てを知る由もない。では10万年後に人類がいたとして、
10万年前に造られた施設(遺跡)の意味を知ることができるのだろうか?この遺跡を発掘してしまわないだろうか?
18億年安定し続けているフィンランドの地層に処分して、果たして10万年後も安定したままか?
地殻変動は起きていないか?地上の環境はどうなっている?平和か?別の種が食物連鎖の頂点に君臨しているか?
もしくは人類か何かが、放射性廃棄物を無毒化できる技術を発明しているか?

是非ひとりでも多くの「人類」が、この問題について考えるべきかと。
チャンスがあれば上記のリンクから<劇場情報>を調べ、観てきてもらった方がいいかも。

にほんブログ村 写真ブログ 日常写真へ

               映画『100,000年後の安全』

        

我々人類は、未来永劫伝えていかなければならない。
「忘れてしまうことを忘れてはならない」と。

f0157812_003958.jpg


by ymgchsgnb | 2011-06-01 01:05 | essay | Comments(0)