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カテゴリ:outdoor( 451 )


2017年 10月 27日

茅ヶ岳登山記(3)

石碑を探しながら下山すること10分、もう稜線の終わりに近づいた頃、深田久弥先生終焉之地を見つけました。
登りで稜線に出てから山頂に歩き始めてすぐのところにあるじゃないですか!
しかもこんな花が(造花かな?)供えられてひと際目立つのに見逃したなんて、相当iPhoneのことで頭がいっぱいだったんだろうな。
たぶん深田久弥は下山途中、ここで脳卒中で倒れられたのだろう。合掌。

さ〜て、ここからの九十九折りの落ち葉地帯を目を凝らして下るぞ〜!
スベったポイントはそんなに下の方じゃなく、稜線に近いところだったはず。そこ以外で落としていたら、皆目見当がつかないだろう。
最悪、その辺ですぐに見つけられなかったら、平日でほとんど登山客はいないが根気よく来るのを待ち、お願いして電話をかけてもらい
着信音を鳴らしてもらえば見つかりやすいかもなどと考えていた。お願いだから電波受かってて!

この辺がスベったポイントのはず・・・・・あった!!!
足をスベらせたすぐ横に落ちてましたよ!茶色い葉っぱに茶色いウォールナットの木製ケース、気づきにくいと言えば気づきにくいが
先程2人組と唯一すれ違ったが、足元のスベり跡のすぐ横で気づかなかっただろうか。色がカラフルのケースだったりしたら気づいたかも。
何より一度失って諦めかけていたiPhoneが、再び手元に戻ってくる嬉しさったら無い。茅ヶ岳の中心で歓喜を叫んだ。
ここからまた山頂に引き返して、予定していた別ルートで下りるか迷ったが、もう登るの嫌だしそのまま下山することにしたが
これが運命だったことをあとで知ることになる。

登山道も平坦なところまで戻り、ルンルン気分で足早に歩いていると、5〜6人の御婦人方のパーティとすれ違った。
こんな昼近くの遅い時間から登る人達もいるんだなぁと思いながらも「こんちわ〜」と挨拶。すると殿を務めていた女性が
「すんみません、登山ナイフ落とされませんでした?」と。!?!?
自分「もしかしてオレンジのやつですか??」女性「そうですコレです、倒木のところに落ちてましたよ」とポケットから
私のレザーマンを取り出したのだった。あったーーー!!!
感謝感激でお礼を何度も申し上げ、最敬礼で隊列を見送った。
もし別ルートで下りていたら、御婦人達とすれ違うこともなく、見つけられずじまいだっただろう。何というキセキだ。。

そんな奇跡が2度もつづくなんてことある??そんなことより、落し物を2連チャンですること自体愚行の極みですよホント。
今後の山歩きでのレザーマンとiPhoneの場所を再考しなければ。
そんなこんなの茅ヶ岳登山でありまして、無事下山し下山届もオンラインで提出することができました。(完)


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<Canon EOS 6D + EF35mm F1.4L USM>
iPhoneはどこにあるでしょーーーか?
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深田久弥先生終焉之地
こんな目立つのに見逃した自分に驚く・・・
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More・・・・・あと10枚、茅ヶ岳の下山写真がありまーーーす

by ymgchsgnb | 2017-10-27 08:00 | outdoor | Comments(0)
2017年 10月 26日

茅ヶ岳登山記(2)

稜線に出てから山頂までもそれなりに傾斜はあった。
痩せた尾根もあってロープが張られてる箇所もあり、大きな岩がゴツゴツとしている。

さて、稜線に出てから山頂までの間に深田久弥さんの石碑があるんだけど、なかなか見つからない。
15分程登る内に茅ヶ岳(1,704m)山頂に着いてしまった。
あれ?どこにあったんだろう。見つけにくいところにでもあるのかな?
予定では帰りは別のルートで下山余予定だったけど、iPhone捜索もしなければいけないし、どうせ同じ道を下るんなら
その時に見つければいいやとヤケ気味になった。

富士山も見えずスッキリと晴れてはいないが、風もなく寒くもないので本来ならゆったり山頂で過ごすのだが、この日ばかりは
そうもしていられず、事務的に遠景の景色を望遠で収め、コンビニおにぎりを一気喰いした。
山頂にいた女性にみかんを頂き、心和んだ場面もあったが、「もしiPhoneが見つけられなかったら」のシミュレーションで
頭の中はいっぱいいっぱいだった。

夏は汗で木が歪むので、実質半年しか装着していなかった高価な木製ケースのことや、まだ1年しか使ってないiPhone7。
指紋認証だから悪い人の手に渡っても被害は少ないだろうか。これからの出張に備え、早い内にiPhone8でも買っておかないと大変。
バックアップは取ったばかりだからそこは安心で、大事なデータはiCloudにあるから平気か。
それよりオンラインで提出した登山届は、オンラインで下山届を出さなければならず、下山してないことになったら関係各所に
通達が出てしまうぞ!こりゃ大変だ!

それでも20分山頂に滞在している間に、いつの間にか富士山が顔を出した。
そして足早に下山を開始するのであった。(つづく)


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<Canon EOS 6D>
EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USM
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More・・・・・あと15枚、茅ヶ岳山頂での写真がありまーーす

by ymgchsgnb | 2017-10-26 08:00 | outdoor | Comments(0)
2017年 10月 25日

茅ヶ岳登山記(1)

台風21号が各地で爪痕を残していった。関東は朝の内に通過し、久しぶりに台風一過で雲ひとつない真っ青な空になりました。
その翌日、予報は曇りがちとわかっていながらも、カロリー消費のために山に登ることにした。
ようやく冠雪した富士山に登ろうと思っていたけど、登ったことのない山を優先しようと茅ヶ岳を選択。

茅ヶ岳(かやがたけ)という一般的には無名な山ですが、山岳界に於いてはちょっと有名な山なんです。ちなみに日本二百名山です。
なぜ有名かと言うと、日本百名山の著者である深田久弥が登山中に脳卒中で急逝した山なのです。
登山道の実際倒れた現場に、深田久弥先生終焉之地という石碑があるので、山を愛しているひとりとして手でも合わせて
おこうと、登ってみたのです。

茅ヶ岳の主な登山口は深田記念公園から。無料の駐車場に水洗トイレもあります。
登山届の計画には7時登山開始としたが、甲府の朝の渋滞に捕まったりで8時30分の出発になってしまった。
登山道のはじまりは、樹林帯の中で幅の狭い平坦な道からはじまり、石がゴロゴロ転がっているのが特徴。
台風の影響か枝葉が散乱しているので、トレッキングポールで枝を端に寄せながら歩いてゆく。
やはりと言うか倒木が道を塞いでいる箇所も2、3あったが、簡単に越えられる程度だった。
その後、道は広めになったり狭くなったりでしばらく緩やかな傾斜が30分程つづいたが、ようやく傾斜が増してきた。
石のゴロつきは相変わらずだが、楓や落葉松の落ち葉で角が取れた感触。足を捻らないように注意した。

良いテンポで歩き続けてちょうど1時間、コースタイムより若干巻いて女岩手前50m地点に到着した。
この先には水場があるらしいが、崩落の危険があるとして規制線が張られ立ち入ることはできない。
風もなくジワりと汗ばんでいたので、水分補給のためザックを下ろし小休止する。
5分後再びザックを背負い、カメラバッグを装着してふと気がつく・・・・・レザーマンが無い!
仕事用で使っているナイフの付いたレザーマンの工具を、万が一のための護身用として持っているのだが、カメラバッグのポケットから
無くなっていた。休憩で下ろした所を徹底的に探したが見つからない。そもそもクルマのラゲッジルームに落ちてるんじゃないかと
半ば諦め、前に進むことにした(がっくり・・・)

ここからは急登になります。雨で湿り苔むした段差のある岩をガシガシと登ってゆきます。
その後、落ち葉の積る九十九折りの斜面が、コースタイム通り30分ちょっとつづいた。
登ってゆく方角や目印テープやペンキがあるので道迷いはないだろうが、落ち葉で道が不明瞭なところもしばしばあった。

そして10時10分、稜線に出た。ここまで来れば山頂まであと少し。ここでふと嫌な予感がした・・・・・iPhoneが無い!!!
またもやカメラバッグの前ポケットに入れていたiPhoneが無くなっていたのだ。まさに顔面蒼白状態とはこのこと!
「どこだ!どこで落とした?」頻繁にメール音が鳴っていたのは聞こえていたので、登ってる途中まではあったはず。
落ち葉に隠れた泥濘でスベって手をついたポイントがあった。もしかしてその衝撃で落としたのか??
よりによって私のiPhoneは木製ケースなので、カモフラージュになってしまって見つけられるだろうか。
ここで一旦引き返して下りiPhoneを探すかどうするか・・・しばらく迷ったが山頂も近いし、あのスベった場所だったら大体の
検討はつくので、ここはひとまず山頂に行って、すぐさまiPhone捜索に引き返そう。
こうして生きた心地のしないまま山頂へと向かうのだった。。(つづく)


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<Canon EOS 6D + EF35mm F1.4L USM>
とうせんぼ
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女岩手前の規制線
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More・・・・・あと16枚、茅ヶ岳登山の写真がありまーす

by ymgchsgnb | 2017-10-25 09:15 | outdoor | Comments(0)
2017年 10月 16日

錦秋涸沢日帰りハイク(5)

帰りの方がずれ違いの渋滞は多かった。皆んな続々と涸沢を目指して登ってゆく。
目的は皆同じだ、涸沢の紅葉が見たいのだ。会話を聞いてわかるが、大陸からの登山客も増えているようだ。
大陸の方が日本より桁違いの風景がありそうなもんだけどね。
すれ違いで登ってゆく人たちには残念だが天気は下り坂で、翌日は稜線では雪予報。
もう晩秋から初冬になる北アルプスでございました。
自分は翌日も休み予定だったけど、そんな天候もあって宿泊はせずにこうして日帰っているのだ。

本谷橋前後は特に混んでいた。涸沢から本谷橋までは1時間弱で下れるところを65分、本谷橋から横尾までは登りと同じ50分かかった。
これでも空いてるところは、早歩きが炸裂してるんだけどな。
別に急いで帰らなきゃバスの最終に間に合わないって訳じゃないんだけど、横尾からの平坦路をひとりでてくてく歩くには
もう飽き飽きなので、スピード勝負とばかりに早歩きをしてしまう。
おかげで横尾〜上高地をノンストップで歩いて11kmを1時間50分。我ながらなかなかの好タイムではないだろうか?

昼前まではやや薄雲が出ていた空は、完全に雲ひとつない澄んだ秋晴れになっていた。
翌日が天候不順の代わりに、この日北アルプス入りした人への天からのプレゼントのような晴天だ。
河童橋は秋の観光客で混雑していた。上高地周辺の紅葉の見頃はまだ先だと思うが、いつ来ても晴れた上高地は素晴らしい。
梓川の流れは目を丸くするほど美しく、冷たく清らかだ。こんな景色を毎日見ながら生活できたら、どんなに素晴らしいかと毎回思う。

いつもの平日に比べてバスターミナルも混み合っていた。往復券よりは割高だが、帰りは15時50分のバスに乗って帰る。
沢渡バスターミナルの清潔なトイレでカラダを拭いて、着替えをする。
毎回思うのだが、飛騨側の平湯に比べて、沢渡は温泉施設に乏しい。沢渡辺りに仮眠もできるような大型温泉施設があれば最高なのに。
今回も遠く諏訪湖畔まで移動して片倉館の千人風呂で湯浴みした。20年振りくらいで味わった石が敷かれた深い風呂。
ライトアップされた昭和初期に建てられた洋館が美しかった。

「涸沢の紅葉」という、山をやっている人のひとつの課題をクリアした感がある。まだまだクリアしなければならないロケーションはあるが
ゆっくりと焦らず、人生をかけて辿っていこう。


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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
上高地
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SUUNTO Movie



More・・・・・あと20枚、涸沢〜上高地までの帰り道の写真があります!!!!!

by ymgchsgnb | 2017-10-16 08:00 | outdoor | Comments(0)
2017年 10月 15日

錦秋涸沢日帰りハイク(4)

涸沢ヒュッテのテラス席ではオーナーの山口さんが取材を受けていた。「日本の名峰・絶景探訪」でもお馴染みの華恵さんもいたりして
テレビカメラはいなかったので何の取材だったんだろ?

昼時に近くなった涸沢は、ヘリコプターが往来して涸沢ヒュッテ涸沢小屋へ頻繁に荷揚げを行なっていた。
その度に登山客の脚光を浴びるヘリ。

紅葉の時期になると涸沢のテント場には1,000張を超えるテント村が出現する。
周囲の紅葉に負けないくらい華やかで色とりどりのテントが広がる光景も見てみたいものだが、その時はテント場も山小屋も
激混み必至なので、生活環境は最低だろう。
その環境を越えた先には美しい景色が待っていて、天気さえ良ければ、夜は満天の星空とイルミネーションのようなテントの明かり。
そして明け方には穂高の山肌を赤く染めあげるモルゲンロート。これは是非生で見てみたいものだ。

以前は涸沢小屋へ行ったりしたけど、今回の滞在は涸沢ヒュッテの周辺のみでまったりしていた。
パノラマコースを散歩したりしてみたかったけど眠かったし、それはいつか涸沢に滞在した時に取っておこう。
そして正午を待たずして、午前11時30分にそんなものは無いが後ろ髪を引かれつつ下山を開始した。


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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
涸沢圏谷
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ナナカマドと北穂
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More・・・・・あと13枚、涸沢での絶景タイムの写真があります!!!!

by ymgchsgnb | 2017-10-15 09:00 | outdoor | Comments(0)
2017年 10月 14日

錦秋涸沢日帰りハイク(3)

午前9時50分、涸沢に到着。
まずは涸沢ヒュッテのテラス席に荷物を置いて寛いだ。見渡す限り秋色だ。

初めて来た時の曇天とはまるで世界が違ってみえる。
曇りがちになってきたけど秋晴れの、険しい岩稜帯のグレー、崩れゆくガレ場の白、氷河に削られ山肌が堆積したモレーンには
が多めで、草紅葉に黄色や広葉樹のオレンジ、ナナカマドはく燃えるようだ。
テラス席から見渡しただけでも、ダイナミックかつ鮮やかな景色が眼前に迫り、それらを写真に収めてゆく。
ついついシャッターを切るが、後で見返すとどれも同じような写真あるある。
それほど夢中で撮影してたのであろう。

そんな涸沢でも花より団子、いや山より団子と言うべきか、そんな食い気が頭を擡げる。
ヒュッテのテラス席は満席にはギリギリならない程度の混雑具合で、多少テーブルに余裕があった。
午前10時は、山では絶賛ライチタイムと言って良い。テラス席の売店は、食事を求めた登山客で列を成している。
ある程度の食糧は持って来ているが、自分もおでんを頂いた。がんも、白滝、大根、卵、ちくわで600円。
山小屋と言えど、そこまで法外な値段ではないのが嬉しい。そりゃ飛ぶように売れ、そして売り切れる訳だ。
おでんと、フリーズドライパスタ、コンビニスモークチキンなどでお腹を満たした。
この秋に燃える穂高の峰々に包まれながらのテラス席での食事は、贅沢極まりないひとときだ。

寝不足でここまで来たし、お腹も満たされ、晴れていて風もほとんど無いので、実に心地良く眠ってしまいそうだ。
本当にこのまま日帰りで帰るのが勿体無いと、つくづく思うのであった。


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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
涸沢
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おでんランチ
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More・・・・・あと11枚、涸沢での贅沢タイムの写真があります!!!

by ymgchsgnb | 2017-10-14 08:00 | outdoor | Comments(0)
2017年 10月 13日

錦秋涸沢日帰りハイク(2)

横尾大橋を渡ると「ここから先は登山エリアです」の看板。しっかりした装備がない者は入るべからずとなる。
しかし本谷橋までは比較的平坦で、お気楽トレッキングではある。
このルートは2年振りだけど、さらに登山道の整備がされていて歩きやすくなっていた。
付近の山小屋スタッフの尽力に感謝感激である。

そこそこすれ違い渋滞はあったものの50分程で本谷橋へ着いた。
沢に吊り橋が架けられた名所で休憩適地。河原でたくさんの登山客が休憩していた。
私は休憩せずに歩き続けたが、この先が本格的な登山道になるので、しっかりした登山靴が真価を発揮する。
橋を渡った後からいきなり急登になるので、息も上がり額に汗もにじむ。
さらに涸沢から下ってくる登山客や団体も一段と増え、ますますペースが落ちる。
一気に標高を上げる急登のおかげで、それまでの景色から一段と紅葉が広がり、気分もさらに高揚した。

北穂高岳南岳を仰ぎ見て、徐々に奥穂高岳涸沢岳の稜線が見えてくる頃には、辺り一面の紅葉が真っ盛りとなった。
以前、紅葉狩りで涸沢を訪れた時は曇天で、稜線に雲が張り付き、ピークを過ぎた紅葉も相まって暗い発色の残念な涸沢だったが
この日は夢にまで見た涸沢の紅葉がついに見られる。若干薄い雲が出始めているが稜線はクッキリと見え、得も言われぬ秋の
色づきを見せている。
涸沢へはまだ到着していないが、晴れている内に撮影しておこうと足取りも止まる。
前回は本谷橋から涸沢まで70分だったが、今回は80分かかった。道幅も広くなるので、すれ違いのタイムロスは少なくなるが
周りの景色がそうさせたのだろう。

そして、錦秋の涸沢へと誘われる。


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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
屏風岩
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秋の涸沢が待っている!
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More・・・・・あと17枚、横尾〜涸沢までの写真があります!!

by ymgchsgnb | 2017-10-13 08:00 | outdoor | Comments(0)
2017年 10月 12日

錦秋涸沢日帰りハイク(1)

自分のヤマレコの統計を見ると、8月や10月より圧倒的に9月の登山回数が少ない。忙しいんだろうね。
でも本当は9月が一番山へ行きたいんです。富士登山から山登りをはじめて10年くらい経ったが、ずっと憧れていた涸沢の紅葉
その紅葉のピークは大体9月の終わりから10月の頭。しかし仕事と台風に阻まれ失われた10年。
今年も例に漏れず9月の山行は無し。10月頭のチャンスも仕事に潰された・・・・かに見えた。
連チャンが続いてたシフトを憂いてか、デスクが急遽休みを与えてくれた。その日を逃せば翌日は雨予報だし、紅葉のピークも
どんどん過ぎてゆく。躊躇はなかった。帰宅後、弾丸で沢渡を目指し、夜の中央フリーウェイをゆく。

午前3時に沢渡バスターミナル駐車場に到着。さすがの紅葉時期、平日なのに第1駐車場は95%埋まっている感じ。
少し車内で仮眠をする。天候は晴れ予報だが、この秋一番冷え込むという通りに凍えてあまり眠れなかった。
5時10分のバスの始発に合わせて支度をはじめる。歩いて暑くなることを想定した服装ではさすがに凍える。
気温は5度ちょっとだっただろうか。
平日ハイカーの私は、朝からバスターミナルに数十人いる光景は珍しい。始発ギリギリまでチケットが発売されないので、自然に列ができ
先頭から10人目程にいた。すると、乗合タクシーの案内人が元々拾っていた3人を招集し「あと1名様おりませんか〜」と声をかけるので
すかさず手を挙げ、4人目の乗客になった。
バスのチケット発売前に我々を乗せたタクシーは出発。上高地へとつづく釜トンネルも5時の開門より少し前に開門していたようで
5時ちょうどにトンネルを突破。新宿発のバスと時を同じくして上高地バスターミナルへ到着できた。
始発バスより30分は早く到着できたので得をした。4,200円のタクシー料金を4人で割った1,050円を支払い身支度を整える。

この日の服装はドライレイヤーをベースに長袖Tシャツ、そしてウインドストッパーの薄いアウターだ。今はまだ寒いが歩き始めれば
温まるはず。まだ真っ暗な上高地、ヘッドライトを点灯し、まずは河童橋を目指した。
バスターミナルはバスの乗客などでたくさん人がいたが、素早く支度して歩き始めたので、河童橋にはまだほとんど人がいなかった。
写真は肉眼とほぼ同じ露出にしてるので、どのくらい暗かったかがおわかりになるだろう。

5時30分、河童橋を後にして歩き始めた。涸沢を日帰りで行って来いするには少しでも早く出発するに越したことはない。
小梨平キャンプ場を過ぎると、空が白みはじめヘッドライトもすぐに要らなくなった。
6時ちょうどに明神に到着。前日から泊まっていたであろう人たちが明神館前で空を見上げていた。
朝日に照らされた明神岳が赤く染まり始め、モルゲンロートになる。
写真を数枚撮って再び歩き始める。6時40分、順調に徳沢に到着。徳沢園キャンプ場でも朝の支度が始まっていた。
私もここで休憩して、コンビニおにぎりをパクついた。

上高地始発組の中では先頭を切って歩いて来たが、徳沢辺りへ来ると登山客が大分増えてくる。
明神や徳沢出発組もいるし、横尾や涸沢から帰ってくる人たちもいるからだ。
徳沢〜横尾間では団体客とも何度かすれ違った。「山あるある」で団体とすれ違うと挨拶が大変なんだよね笑
7時30分、上高地から11kmの位置にある横尾に到着。ここまで梓川沿いのほぼ平坦な道で、道も比較的広くすれ違いも問題ないが
ここから始まる山道からはそうは行かない。
有料(100円)トイレで用を足し、本格的な登りに備えアミノ酸を摂取して挑むのだった。

撮影日:10月5日


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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
未明の河童橋
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明神岳モルゲンロート
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More・・・・・あと13枚、上高地〜横尾までの写真があります!

by ymgchsgnb | 2017-10-12 08:00 | outdoor | Comments(0)
2017年 08月 29日

甲武信ヶ岳、十文字峠周回コース(5)

道標には十文字小屋までは4時間となっていたが、なんとか2時間40分で歩けた。
13時20分、十文字小屋(2,035m)に到着。汗のしみたザックを下しひと息ついた。

何かグッズでもと物色しに小屋に入ると、小屋番のおばさんに「日帰りですか?」と訊かれたので「はい、そうです」と私。
小屋番「今日はあまり歩く人いないでしょ?」私「そう・・・ですね」といった程度の会話でした。
山小屋Tシャツはなく、バンダナも女性らしいピンクのシャクナゲデザインのモノしかなかったので、何も買わなかった。
水分はまだあったが、外のバケツに冷えてそうなジュースを見たので三ツ矢サイダー(400円)を購入。
思ったより冷えてはなかったが、一気に炭酸を喉に流し込んだ。フーーーーーッ!!!

ここ十文字峠周辺は5〜6月にはシャクナゲの名所となることで有名。見てみたいものだが、またここに来るモチベーションは
今のところない。毛木平からのピストンで十文字峠だけ訪れる手もあるのだが、あっても相当先の未来だろう。

10分程の休憩で再び歩き出し、毛木平へと下ってゆく。
十文字小屋の北側にある庭のようなところを進むと、十文字山と毛木平への分岐がある。
かもしか展望台という場所へ少し下るルートも同じようなところにあるが、そちらからは下山できないルートになっているので
注意したいところ。
下山道はトバラース気味にやや登りになっているが、八丁の頭で尾根を跨ぐと、そこからは八丁坂という九十九折りの
本格的な下りになる。とても整備された下りで、十文字峠までの鬱蒼とした原生林ではなく、間伐された森になっている。
登山道に邪魔な根っこや岩もほとんどなく歩きやすいが、如何せん膝が痛いので、本来なら小走りに下れそうな場所だが
えっちらおっちらと一歩一歩顔を歪めながら下っていった。
膝をかばう余計な筋力も使い、徐々に残りの体力を奪ってゆく。標高が低くなるにつれ気温も上昇し、バテ気味になってくる。
ようやく沢が近くなると、その清涼感でやや回復した。

千曲川の本流に架かる挟霧橋を渡るとすぐに、甲武信ヶ岳へと登っていった分岐点と合流する。
そこからは5分で毛木平の駐車場に着いた。十文字峠からは1時間15分の下山だった。

6時15分に出発して、14時45分に下山の計8時間30分の行程だった。
ほぼ計画書通りの時間設定だったが、久しぶりの山登りにしては、ちょっと厳しめのルートだったかなぁ。
もう8月も終わってしまい夏山も残り少ない時期に来ているのに、まったく北アルプスに行けてないのが辛いところ。
そんななか24時間テレビで、イモトと障害者の槍ヶ岳登山を見てしまったので、衝動が抑えられなくなってきています。


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<Canon EOS 6D + EF35mm F1.4L USM>
十文字小屋
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More・・・・・あと17枚、十文字峠から毛木平への写真があります!!!!!

by ymgchsgnb | 2017-08-29 08:00 | outdoor | Comments(0)
2017年 08月 28日

甲武信ヶ岳、十文字峠周回コース(4)

結局、甲武信小屋ではトイレを利用しただけだった。管理費として100円を入口にある料金箱に入れよう。
トイレはキレイ清潔でニオイもなく、中からも繋がっていて、もちろん土足でも利用可能だ。

ほんの10分程の滞在だった甲武信小屋からは、十文字峠へ向けて巻道が設けれられいる。
また急登を甲武信ヶ岳の山頂まで行かずともすむので、ありがたい巻道だ。
巻道は甲武信小屋のトイレ脇の斜面を上がってゆく。すぐに平坦路になり約10分で山頂からの道と合流する。

すぐに次のピークへの登りがはじまり、山頂直下は若干急登になり、甲武信小屋より30分強で三宝山(2,483m)に到着。
ここは甲武信ヶ岳よりも高いが、展望は全くなく平坦なところ。今回の最高点を華麗にスルーである。
そこからは長く険しい原生林に分け入り、根っこと岩の殿堂に悩まされることになる。
アップダウンも激しく、細かい急登も多いので距離が稼げず、なかなか次のポイントに着かない印象だ。
伐採されていない原生林は、樹林が密集していて光も十分に入らず幹も細い。コケにも覆われていて湿っている。

中盤戦の武信白岩山(2,280m)手前からはさらに険しさが増し、武信白岩山北峰の山頂へは立ち入り禁止となっている。
見た目にも絶対立ち入ろうとは思わないが、その先も東側が切れ落ちた痩せた岩稜もあったり、多少危険箇所もあるので要注意。

大山(2,225m)の山頂へも急登になっているが、ようやく展望が開け、秩父の奥深い谷や両神山、川上村などが望めたので
気分転換になった。しかし大山からの下りは鎖場がつづき、一気に崖を下る感じで標高を下げてゆく。どういう基準で鎖をつけているのか疑問に
思えるくらい、同じような崖に鎖があったり無かったりで転落には気をつけたい。体力も消耗してきている状態で細心の注意だ。

この辺で右膝に痛みも出てきてしまった。いつものように着地は問題ないが、足を曲げた時に痛みが出るやつ。
樹林帯での下りでペースが上がらず困ったものだが、やがて十文字小屋の赤い屋根が見えてきて、少しホっとしたのだった。
(つづく)


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<Canon EOS 6D + EF35mm F1.4L USM>
三宝山
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立ち入り禁止の武信白岩山北峰
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More・・・・・あと18枚、十文字峠への険しい写真があります!!!!

by ymgchsgnb | 2017-08-28 10:07 | outdoor | Comments(0)