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2014年 04月 12日

初雪山登頂記 〜 木曽駒ヶ岳 〜 (6)

小1時間、木曽駒山頂で過ごして、14時に下山を開始した。
ロープウェイが冬ダイヤなので、最終が15時55分と早めなのだ。

ヒップソリを無くした隊員は、尻セードで一気に下ります。
気持ち良さそうだけど、お尻破けそうだなぁ。

中岳をまた登返して帰るの面倒だから、なんとか伊那方面から巻けないかなって思って行ってみたんだ。
そしたらなだらかなんだけど、思いの外怖いトラバースになっちゃった。
滑り落ちたら、ヒットしたら大ケガ間違いなしの岩も適度に配置されてて、こりゃ結構マズイなと。
しっかりアイゼンの爪を斜面に食い込ませながら、ヒヤヒヤの思いでなんとか乗越浄土まで帰ってきた。

14時55分。最終ロープウェイまであと1時間。
最後の難関は千畳敷カールを下ること。行きはヨイヨイ、帰りはなんちゃらって言うけど、まさにそんな感じ。
見た目もかなりの高度感満載だけど、実際はもっと怖い。一気に尻セードって訳にも行かない斜度だ。
こう言う場合はどうやって下りるのがセオリーなんだろ?不勉強なまま雪山に来てしまったな。
最初は山側に体を向けて、ピッケルを突きながら登りの逆を行ってみた。そしたらあっと言う間にふくらはぎに乳酸が(汗)
今度は斜めに小まめにジグザグ向きを変えて下ってみた。だけどこれも怖い(大汗)
しばらくは試行錯誤しながら、超スローペースでなかなか高度を下げられず、ロープウェイの時間が気になる。
次第にコツを掴み、セオリーかどうかわからないけど、横向きに階段を下りるように、斜めの体勢で下っていった。
これは自分的にはスムーズに下れたので先に駅まで行って、最悪ロープウェイの時間を調整してもらおうと思った。
しかし観光客が数人いて、時間の融通は利かなそうだった。あとは遅れている隊員になんとか急いでもらうしかない。

見上げる千畳敷カールの白い斜面に、黒い2つの点がゆっくり降りてきている。
大声で「尻で滑り降りてくださ〜い!」と祈る思いで叫んだ。少し尻セードをしたようで若干時間が稼げたか?
あとは目紛しい時が流れた。
係員が出てきて「間に合いますか?」と聞かれ、ある従業員には「こりゃ間に合わんな」と言われた。
ロープウェイの駅からは「乗りますか〜!?」と叫ばれ、当たり前の話しだが「乗りまーーーす!!!」と叫び返す。
最後の隊員のアイゼンを片足ずつ2人で外してあげて、階段を駆け上がり、なんとかロープウェイに乗り込んだのは
自分の時計で15時55分30秒。間に合った・・・?
安堵の係員と、冷ややかな観光客を乗せたロープウェイは、一気に下界を目指したのであった。

ロープウェイに乗り込む際、お得プランの特典のホテルでの食事はできなかったので、ロープウェイのチョロQと
千畳敷カールのピンバッジをお土産にもらった。
あとは駐車場までバスに揺られ、こぶしの湯で温泉に浸かり、明治亭本店でソースカツ丼を食べて締めくくった。

初めての雪山で、新たな愉しみを発見してしまったこともあったけど、やはり危険な遊びには違いないとも思うのであった。

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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
こりゃ怖いぞ!
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早く〜!!!
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by ymgchsgnb | 2014-04-12 10:40 | outdoor | Comments(0)
2014年 04月 11日

初雪山登頂記 〜 木曽駒ヶ岳 〜 (5)

せっかく重い望遠レンズ持って登ってるんだから撮らなきゃね。

木曽駒ヶ岳(2,956m)からの360度大パノラマです。

夏の青い山脈もいいけど、雪を纏った白い山脈もカッコいいよなぁ。

春独特の霞みがかってるけど、遠方まで見渡せるね。

これが冬の朝だったら、どこまでも澄んで見渡せそうだよ。

撮影日:エイプリルフール

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<Canon EOS 6D + EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USM>
槍の穂先見っけ!
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空木岳かな
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by ymgchsgnb | 2014-04-11 09:00 | outdoor | Comments(0)
2014年 04月 10日

初雪山登頂記 〜 木曽駒ヶ岳 〜 (4)

木曽駒ヶ岳には、中岳を越えて行かなければならない。
はじめ、道標に「危険」と書いてある巻き道へ行ってみると、なるほど木曽側にヤバイ崖があって、
特に冬期は見るからに危ないので、中岳の山頂を経由して行くことになった。
これには、前週末に天候が荒れたらしく、登山客の踏み跡が完全に消えていたし、この日は他の登山客がいない状況だったので
我々自らが道を見つけて行かなければならなかったこともある。

中岳を越えると、さらにもうひとつ向こうになだらかな山があった。あれが中岳なのかな??
取り敢えず遊び過ぎて時間も微妙なので、急いで行かないと。
ここでの下り斜面は、三者三様のルートで下っていた。ひとりはジグザクと、もうひとりは持参のヒップスキーで
一気に滑り降りて行った。自分はと言うと、凍った斜面に足を取られプチ滑落。。
運悪く小規模の岩稜帯を滑り落ちたため、カラダじゅう岩にぶつけて打撲箇所多数。
ピッケルを振り下ろすのにも少々時間がかかり、しかも凍った斜面ではピッケルが刺さりにくかった。
あとで気づいたんだけど、この日初めて着たお気に入りのfinetrackのエバーブレスフォトンパンツに、
アイゼンで穴を開けてしまった。これは悔やんでも悔やみきれない。

ピップスキーで滑り降りた隊員は、スキーを手放してしまったようで、スキーだけがひとりで遥か遠くの伊那側の谷に
落ちていって見えなくなってしまった。

そんな事件があった後、さらに次の山を越えてゆく。このままの調子だと木曽駒の頂上に立つには時間が気になってきた。
なぜなら帰りのロープウェイの最終が15時55分だからだ。次の山を登り始めたのが、すでに13時近かった。
これは木曽駒の頂上を断念して引き返す可能性も出てきた。取り敢えずこ次のこの山のピークから木曽駒までの距離を計ろう。
自分が先に行って山の先を見に行った。すると・・・そこは木曽駒ヶ岳山頂だったのだ。
名も無いピークかと思っていた山こそ、中央アルプス最高峰だったのだ。あまりに呆気ない。
13時20分登頂。でもこれなら山頂で少々ゆっくり写真を撮ったり遊んだりできるぞ!

そして一行は、このあと起こる事件など知らずに、無邪気に山頂を独占して愉しむのであった。

つづく・・・

撮影日:4月1日

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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
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by ymgchsgnb | 2014-04-10 07:52 | outdoor | Comments(0)
2014年 04月 09日

初雪山登頂記 〜 木曽駒ヶ岳 〜 (3)

「乗越浄土」は木曽駒ヶ岳へつづく稜線へのスタート地点。
一旦ここで休憩と写真撮影タイム。各々愉しい時間を過ごした。
稜線へ出ても、まったく風が無く、以前ポカポカ陽気であった。

すぐ近くに存在感たっぷりの宝剣岳がそびえている。
伊那側は穏やかなカールの斜面であったのに対し、木曽側は男性的な荒々しい断崖で、滑落したら一貫の終わりか。
夏でも登頂に注意が必要な宝剣岳の山頂。いつかは攻め落とさなければならないだろう。

乗越浄土には、宝剣山荘と天狗荘の2つの山小屋があるが、営業はしておらず雪に埋もれている。
その向こうに中岳がこんもりとあって、ここからは木曽駒ヶ岳を捉えることはできない。
中岳を越えてゆかないと、中央アルプス最高峰は拝めないと言うことだ。

さて、たっぷり過ぎる休憩を取ったことだし、そろそろ稜線に歩み出ねばならない。

つづく・・・

撮影日:4月1日

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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
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by ymgchsgnb | 2014-04-09 23:30 | outdoor | Comments(0)
2014年 04月 08日

初雪山登頂記 〜 木曽駒ヶ岳 〜 (2)

ついにゲレンデに飛び出した我々3人。
行く手は、宝剣岳の横を目がけて千畳敷カールの急斜面がそびえる。
背後には駒ヶ根の街並と南アルプス。
我々が発する以外の音の無い世界。アイゼンが小気味よく刺さる音が心地良い。

千畳敷カールは雪崩危険地帯だ。小規模雪崩の痕跡が散見される。
気を引き締めつつ、急斜面に取り付いた。
写真を見ておわかりいただけるだろうか?かなりの急勾配が続いている。
乗越浄土まで1kmにも満たない距離を一気に250mも高度を上げるのだ。
これは年始からの不摂生がモロに応える。早急な減量を誓うのだった。
それでも、お互い写真を撮り合いながら、和気あいあい愉しく登ることが出来た。

やがて、1時間半かけて乗越浄土に到着した一行が見たものは、誰もいない中央アルプスの稜線だった。
ホテルに泊まって登る人は結局いなかったんだ。今この山域には我々以外誰もいない。
中央アルプス独占禁止法に抵触しそうである。
しばし休憩&写真タイムとする!
つづく・・・

撮影日:4月1日

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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
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by ymgchsgnb | 2014-04-08 22:43 | outdoor | Comments(0)
2014年 04月 07日

初雪山登頂記 〜 木曽駒ヶ岳 〜 (1)

先輩から「雪山愉しいから、アイゼンとピッケル買ってね」ってずっと言われてた。
行ってはみたいけど、クルマはスタッドレスじゃないし、雪崩や遭難の危険も夏山よりは高いだろうし、、
でも、とうとう買っちゃった。春なのに。
ややミーハーかも知れないけど、イタリアのメーカー「グリベル」のアイゼンとピッケルを揃えた。
黄色い道具って好きだからさ。

装備を揃えたら、1日も早く雪山へ出かけないとシーズンが終わっちゃう。
アイゼンデビューには八ヶ岳の北横岳なんていいかもな。ロープウェイで頂上付近まで行けて、スタッドレスタイヤも不必要らしい。

そんな待望の平日休み、先輩も休みだったので一緒に行くことにした、ただ先輩はここ最近八ヶ岳に行きまくってる。
では、足をもう少し伸ばして中央アルプスの木曽駒ヶ岳なんてどうだろうか。同じロープウェイで頂上付近まで行けて、
しかも北横岳より標高も高く、千畳敷カールの雪の急斜面もある。
そんな中、おととし燕岳で御一緒した、先輩の山仲間も近畿から急遽参戦決定!

翌朝7時半、木曽駒への起点駒ヶ根I.C近くの菅の台バスセンターへ集結。
4月の1日で平日だったからか、駐車場には我々以外のクルマはなかった。この時期雪山に登る人はいないのかな?
駐車代の500円の他に、バス、ロープウェイの往復チケット、千畳敷ホテルでの食事orお土産セットで
お得な?4,100円を支払いバスを待つ。
駒ヶ根駅を発ったバスは、8時15分に菅の台を経由してロープウェイ乗り場へと我々を運んだ。
ロープウェイの始発は9時5分。1,662mのしらび平駅からほんの7分で950mも標高を上げる。
2,612mの千畳敷駅には9時15分頃到着。気温は1度で晴天無風で暖かく、着込んだウェアを脱ぎまくる。

登山計画書に記入し、一目散で屋外へ飛び出ると、待望のアイゼンを装着して雪原に足を踏み入れた。
ザクッザクッ、、気持ち良い。雪面に食い込む爪が心地良い。まさに雪面の飛び魚だ。(※水曜どうでしょう参照)
雄大で白く、誰ひとりいない千畳敷カールをしばらく眺め、写真を思う存分撮った我々は、カールへと歩みはじめた。
つづく・・・
撮影日:4月1日

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<iPhone 5>
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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
千畳敷カール
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More・・・・・あと15枚、同行者の写真も交えて、雪山登山を振り返ります。

by ymgchsgnb | 2014-04-07 16:39 | outdoor | Comments(0)