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タグ:後立山連峰 ( 11 ) タグの人気記事


2016年 09月 08日

五龍岳日帰りピストンはつらいよ(4)

あまり休憩をせずにガシガシ登ってると、太腿の膝上辺りが攣り出すんだけど、今回も例に漏れずそんな感じに。
滑らないように緊張して、いつもと違う筋肉も使ってるようなので、攣ったことのないところまで攣り出した。
極め付けは、五竜山荘から白岳へ登り返している時のこと。ガレ場の九十九折りを登っていて右太腿が痙攣した。
太腿全体が攣って酷い痛みに襲われた。普通、攣ると筋を伸ばしたりして対処するのだが、この時は
何をしようにも攣りが収まらず、濃霧の稜線でひとり呻き声を上げ悶絶した。
このままだとゴンドラに間に合わない。時刻は13時30分。ゴンドラの運行終了までちょうど3時間。
多少急がないといけない時間だが、しばらくその場から動けずにいた。

10分くらいしてようやく歩けるようになった。ここからは下りだから、激しく筋肉を使わなければ
痙攣を起こすことはないだろう。
滑りやすい岩場で何度か転け、その際にふくらはぎが攣った。それでもクサリ場や階段を次々にクリアしてゆく。
深く沈むぬかるみや、雨の中ゲーターを装着しなかったのもあって、登山靴の中で不快な感触もしていた。
帰ったら登山靴のケアをちゃんとしないと大変だ。(現時点でなんとか汚れは落としたが、今まで一切
臭いがなかった靴が臭うようになってしまった)

登山時に憂いていた中遠見への登り返しはなかなか堪えた。攣らないように焦らず登る。
すると、今まで一切なかった眼下の谷筋が見え出した。南側には鹿島槍ヶ岳の国内4例目の氷河との呼び声が高い
カクネ里雪渓らしきものも見えた。そして信濃大町や安曇野方面も見渡せてきた。
急に晴れ出したのだ。もっと早く晴れてくれよ〜と心から思ったが、稜線は未だ厚いガスに覆われていた。

最終ゴンドラまであと1時間。白馬村の景色と共に地蔵の頭がクッキリ見えてきた。
あそこまで行けばリフト乗り場はすぐそこ。しかしわかっている、ここから先は階段地獄なのだ。
下りの階段もなかなか酷なものがある。今回はストックを持ってきていないので、太腿へのダメージも大きく
膝も悲鳴を上げてきていた。
下山しながらカラダは捻れ、顔が歪む。本当に最後の階段区間が長く感じた。

そして15時40分、無事に?リフト乗り場に到着。最終リフトまで残り35分だった。
高山植物園は観光客で賑わっている。自分とは対照的な姿だった。その中で自分だけ完全に浮いている。
クタクタになっている私は、迷うことなくリフトに乗り込む。はっきり言ってゴンドラ乗り場のアルプス平へは
歩いて降りて行った方が断然早い。しかしもう歩きたくなかった。セット券買ってるし、乗り放題だし。
でもね、リフト降り場はゴンドラ乗り場の遥か下の方まで下っていってしまうので、ゴンドラに乗るために
登り返して来なければならない。それが最後地味に辛い・・・。

駐車場までやってくると、用意しておいたプロテインに水を注ぎ飲み干す。今回は良い筋肉が付きそうだ。
近くの十郎の湯で汗を流した後は、翌日も休みだったのでゆっくりと家路についた。
松本でいつものサラダバー。そして行きと同じ八ヶ岳PAでぐっすり仮眠。
翌日からの筋肉痛はここ数年味わったことがない程の痛みだったことが、今回の激しい山行を物語っている。
もう五龍岳を日帰りでなんて歩かないと決めたし、オススメもしない。

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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
地蔵の頭を見下ろす
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酷いぬかるみ
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More・・・・・あと23枚、遠見尾根の下山写真がありますよ!!!!

by ymgchsgnb | 2016-09-08 08:00 | outdoor | Comments(0)
2016年 09月 07日

五龍岳日帰りピストンはつらいよ(3)

この稜線は長野県と富山県の県境にあり、五竜山荘から山頂へ向かう道は富山側をトラバースしてゆく。
折からの長野県側からの強風の影になり穏やかではあったが、濃霧に濡れた岩場が滑りやすく注意が必要だった。

五竜山荘から山頂は無論目視できないが、近いようで約300mの高低差がある。
はじめは普通のガレ場だが、すぐに岩場に差し掛かる。クサリが掛かる岩場とそうでない岩場がある。
上部へ進むにつれ、岩が大きくなり段差も大きくなる。より滑りやすくなりクサリが掛かる場所はクサリ頼りになる。
登りはいいが、本気で下りの心配をしながらも山頂へ突き進む。
所々稜線へ出る場面もあり、岩場の切れ目から東からの突風も吹きつける時もあり、体勢が崩れやすい。
本気の細心の注意を心掛けた。

山頂らしき道標がおぼろげながら見えた時は安堵したが、到着してみると八峰キレットへの分岐点で山頂ではない。
山頂は稜線を離れ、富山県側へ5分行ったところにあった。黄色い道標、それが山頂の証だった。
そしてついに12時35分、五龍岳(2,814m)に立った。約4時間での登頂。
360度景色のない、白いガスの世界。それでも上空の雲は厚くないようで、明るくなりそうでならない感じ。
雨は降っておらず、それほど濡れてもいない。富山県側に位置しているので、長野県側からの強風も凌げていた。
誰もいない百名山の山頂。独占して喜んでいいのか寂しいのか、これからの危険な下山に複雑な心境だった。
さすがに10分程ザックを下ろして休憩を取る。行動食ランチを食べて最低限の証拠写真を撮って
再び動き出す。

下山は厳戒態勢。上部の岩は平らな面の多い巨岩ばかりで滑りやすさ満点。
まるで濡れた大理石をクロックスで歩いてるようだった。
三点確保を徹底して、慌てず急ごう。矛盾した行動である。
無事ガレ場まで戻ってくると正直ホッとした。まだま下山したばかりで、これからの道のりを考えると
まだまだ安堵してはいけない場所だが、なんとか山荘まで戻ってこられた。
山荘は相変わらずひと気はなく、霧の中に溶け込んでいた。

私はこの山を五龍岳と表記している。それは山頂の標識がそうなっているから。
しかし五竜岳と書く人の方が圧倒的に多い。地名や施設名が「五竜」と名乗っているからだろう。
ヤマレコでも「五竜岳」で検索した方が多い。どっちでも良いんだろうけど、個人的には五龍岳の方が好きかな。
(つづく)

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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
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岩場のトラバース
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More・・・・・あと12枚、五龍岳山頂への写真があります!!!

by ymgchsgnb | 2016-09-07 08:00 | outdoor | Comments(0)
2016年 09月 06日

五龍岳日帰りピストンはつらいよ(2)

遠見尾根はハイキングコースにもなっているが、それは小遠見山までのこと。
ここから先は登山装備必至で、それ以外の者は立ち入れないよう警告看板がある。

この遠見尾根、思っていた以上に樹林帯が多く階段もキツイ。天候も悪いので足元はぬかるみ、滑りやすい。
お隣り八方尾根に比べると、あちらはアルプス的に開放的な尾根道で、女性らしい気がするのに対し
遠見尾根は「男坂!」な感じだ。もう少しアルプス気分を味わせてくれるもんだと思っていた。
そんな雰囲気なのと、景色の無さから登っていて愉しい気になれなかった。
途中撤退も視野に入れ、行けるところまでは行こうと決めた。

中遠見(2,037m)はこぶのようなちょっとしたピークだった。ただそこから一旦下りになるのが、下山時の登り返しが
不安になるほど、せっかく上げた標高を失ってゆく。
大遠見(2,106m)に着いたのが10時10分。小遠見山からのコースタイムが1時間20分のところ40分で来た。
問題はここから五竜山荘までの2時間30分に、ヤセ尾根やクサリ場が多数あること。
それに、このまま休憩なしのハイペースで行くと、徐々に膝上辺りの太腿が攣ってくるから注意だ。

数々のぬかるみを越え、西遠見(2,268m)では行動食を立ったまま摂ることにした。
ここから稜線まではヤセ尾根や滑りやすいクサリ場があるから注意なのだが、問題は下りだろう。
そんな憂慮は後回しにして、今はただ登りに集中することにした。

晴れていればお花畑なんだろうという霧野原で、稜線の雰囲気を感じた。
そこは下山時にわかったことだが、白岳(2,541m)という唐松岳への分岐点で、連峰の稜線にいることを示していた。
時折、台風の大外を回る東風だろうか、強い風が稜線には吹いていた。
相変わらずの濃いガスに山荘はまだ見えないが、ガレ場を九十九折りに下ると突然赤い小屋が霧から現れた。
その五竜山荘(2,490m)へは、大遠見から1時間30分で来たので、ここまで相当時間を稼げた。

武田菱が描かれたシャッターは風に煽られバシャンバシャン音を立てている。
汗とも雨ともわからぬカラダの濡れに稜線の風を考慮して、山荘の軒先でやっとカッパを着込んだ。
しかしここでも休憩は取らない。ちょっと山荘内を覗くと例の「山が好き酒が好きTシャツ」が売っていた。
酒は別に好きじゃないので買う訳にはいかない。

現時点で11時40分。何とか昼前にここまで来られた。これなら五龍岳山頂へのアタックを許される時間だ。
そしてひと気のない五竜山荘を山頂に向けて進むのだった。(つづく)

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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
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五竜山荘
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More・・・・・あと19枚、遠見尾根の写真がありますよ〜!!

by ymgchsgnb | 2016-09-06 08:00 | outdoor | Comments(0)
2016年 09月 05日

五龍岳日帰りピストンはつらいよ(1)

迷走を続けた台風11号に翻弄されることになった週明けの連休だった。
しかし年間を通して滅多にない連休のチャンスに台風が来るなんて、晴れ男の名が廃るってもんよ。

直前まであらゆる予報を見つつ出した結論は登山決行!目指すは後立山連峰の百名山五龍岳
途中パーキングでたっぷりめの仮眠をして、長野県白馬村に到着したのは午前7時過ぎ。
登山にしては遅いだろうと思うだろうが、白馬五竜スキー場のゴンドラテレキャビンの運行開始は8時15分なのだ。
ちなみに特別日や土日祝は7時台から運行している。問題なのは運行終了時間が16時30分だと言うこと。
平日は8時間弱で戻ってこなくてはならないが、五龍岳をピストンするためのコースタイムは10時間にもおよぶ。
連休だったら山小屋に泊まればいいのだが、何せ台風が近づいてきているので日帰りピストンしか頭になかった。
ヤマレコを見ると五龍岳へ日帰りピストンしている人はやはり多くない。ほとんどが唐松岳を絡めた小屋泊まりで
日帰りの人は土日のゴンドラ運行が早い日か、ゴンドラを利用しないで早朝からゲレンデを登っていく人かだった。
山には前回の大天井岳以来約2ヶ月入ってないが、その代わりにスポーツジムで体力を鍛えウェイトを落とした。
そんな自負もあって「行ける!」と見込んだ訳だ。

そんな「思い」と「予報」を裏切るかのように白馬村の天候は優れないで朝だった。
いざゴンドラの運行が開始されると小雨が降り出した。
ゴンドラの上がって先に高山植物園が広がっていて、そこを登っていけば登山口へ着くのだが
リフトとのセット券を購入しているので甘えさせてもらう。しかしリフトは歩くよりも遅いスピードなので
時間的には歩いても、リフトでも変わらないかも。
ザックやカメラバッグにカバーをかけたものの、カッパは着なかったカラダはリフトで雨に打たれ登山開始前に
すでにズブ濡れになった。これからハードに登って行くのでカッパを着ることでの汗で濡れるのがいいのか
雨に濡れるのがいいのかの選択で後者を選び、すぐに登山開始した。

初めての遠見尾根。こんなに階段があるとは・・・と言うほど枕木状の階段だらけで息が上がる。
段差も大きく足への負担も大きい。
雨はほとんど上がり、たまに小降りになる程度。ガスに覆われ周囲の景色はもちろん皆無だった。
小遠見山(2,007m)に到着したのは9時30分。本来なら鹿島槍ヶ岳や白馬三山の展望が良いのだろうが
何とも残念な景色が広がっていた。
ここまでのコースタイムが1時間20分のところを50分で来れたのは良いペース。
果たしてこのままペースを保てるのか、天候は回復するのか、稜線は晴れているのかはまさに五里霧中だった。
(つづく)

撮影日:8月29日

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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
テレキャビン
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小遠見山
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More・・・・・あと16枚、小遠見山までの写真があります!

by ymgchsgnb | 2016-09-05 14:37 | outdoor | Comments(0)
2014年 10月 03日

唐松岳(八方尾根日帰りピストン)〜7〜

八方尾根へ下山をはじめたのが11時を少し回っていた。
見るからに景色はガスに覆われ、紅葉も眺望も期待できなかった。行きの風景ですでに満足感を得ているので
十分満足だ。

八方尾根を登って来る登山客は後を絶たない。リフトの営業開始とともに登って来れば、これくらいの時間に
上がってくるのだろう。
ガスの中、紅葉の発色は失われているので、写欲もそそられない。

下山を初めて1時間、八方池が見えてきた。先程は自分ひとりで独占していた池も、今では行楽客に囲まれている。
水面に映る景色もないので帰りはスルーした。
八方池山荘まで行楽客の足取りとともに木道を歩くことになり、自分のペースで歩くことはできなかった。
全ての行楽客がグラートクワッドリフトへ乗り込む横で、トレッキングコースを九十九折りに駆け下る。
黒菱平には13時前に到着していた。行きと同じくゲレンデを歩けるが、リフトに1回くらい乗ってみたくなり
黒菱第3ペアリフトに乗った。下に到着してから片道料金300円を支払うと同時にゴール。

13時5分。随分時間に余裕があるので、白馬駅近くの好日山荘白馬店で店内を物色。
ここは2階フロアがアウトレット店になっている。思わず手が出そうな商品が多く散財しそうになったので
温泉へとエスケープ。白馬八方温泉みみずくの湯で汗を流すことにした。
開放的な露天風呂からは、雲の切れ間に白馬鑓ヶ岳を見た。晴れていれば長風呂になってしまうだろう。

あとはいつもの一般道走り。今回は塩尻で夕食休憩を取った以外は走りっぱなし。
大月I.Cからようやく高速道路に入り、圏央道を経由して地元へ帰ってきた。登山もドライブも無事事故なし!

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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
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黒菱第3ペアリフト
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More・・・・・あと18枚、唐松岳からの下山写真がありますよ!!!

by ymgchsgnb | 2014-10-03 08:00 | outdoor | Comments(0)
2014年 10月 02日

唐松岳(八方尾根日帰りピストン)〜6〜

いつものことながら「山頂」と言う場所には後ろ髪を引かれる。しかし行かねばならぬ五龍岳。
唐松岳頂上を後にして、山荘前に戻ってきた。時刻は10時15分。
頭の中で計算がはじまった。コースタイムと自分のペースを割り出したところ・・・全然イケる!
しかし待てよ。単純に行って来いするだけなら体力的にもペース的にも全然イケるだろうが、
なぜか気持ちが乗らない。すでに気持ちが満たされている自分がいた。
これには様々なファクターがあるのだが、早めに下山して帰った方がいいんじゃないか?
よし!ここで早めのランチタイムとし、もう少し唐松岳を満喫しようじゃないか!

この時点で「八方尾根〜五龍縦走ピストン」の計画は終わった。
心が決まれば、あとは余裕が生まれる。山荘前のベストポジションに陣を構え、食事の準備をはじめた。
立山・劔を目の前にランチタイムなんて、こんな贅沢はない。
献立はカップヌードルカレー味に魚肉ソーセージを突っ込んだだけのものだが、今ならロブションと良い勝負だ。
粉末に湯を注いだロイヤルミルクティだって、パークハイアットのラウンジを凌駕している。
コンビニで買ってきたどら焼きだって、亀十でさえ叶わない。

食後もたっぷり時間を取って、余韻を愉しんだ。
時刻は11時を過ぎていた。さて、まだ早いし大幅に計画を変更したけど下山するとしようかな。
(つづく)

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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
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More・・・・・あと16枚、山荘前での山めし写真があります!!!

by ymgchsgnb | 2014-10-02 07:53 | outdoor | Comments(0)
2014年 10月 01日

唐松岳(八方尾根日帰りピストン)〜5〜

恒例の、頂上から望遠レンズを覗いて、北から時計回りでグルっと360°大パノラマを覗いてみよう。

北には、不帰の嶮につづく白馬三山が見えるが、3つとも重なり合って全貌は見えづらい。
雲海の隙間からは、辛うじて日本海の海岸線が見えた。

東には、晴れていたが雲海が高く、戸隠連山や黒姫山などは見ることはできなかった。

南東の方角には、雲海に浮かぶように山脈が見えていたが、あれは八ヶ岳と思いきや南アルプスだったのかな?
南には、男らしい五龍岳が立ちはだかっていて、その右肩には槍穂の稜線が遠く見えた。
南西方向には、裏銀座の名山たちが足並みを揃え、薬師岳も見渡せた。

西には、何と言っても立山連峰と剱岳。この大パノラマのハイライトであろう。
山のスーパースターがすぐ隣りの山脈にいる。いつまででも眺めていられるような気がする。

唐松岳頂上での大パノラマを堪能していると、時間はあっと言う間に進んでいってしまっていた。
実に45分もの時を頂上で過ごした。
はたして、これから五龍岳への稜線を辿って行けるのだろうか。例え向かったとしても、時間に追われるような
山歩きになってしまうのではないか?それは事故を生みかねない状況に陥ってしまわないか?
ひとまず唐松岳頂上をあとにしたのだった。(つづく)

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<Canon EOS 6D + EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USM>
イカつい剱岳北方稜線
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槍穂の夢の稜線
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More・・・・・あと16枚、唐松岳頂上から大パノラマの望遠写真があります!!!

by ymgchsgnb | 2014-10-01 08:00 | outdoor | Comments(0)
2014年 09月 30日

唐松岳(八方尾根日帰りピストン)〜4〜

午前9時の時点で、頂上山荘横にある八方尾根分岐に着いた。
初めてこの距離から見る剱岳と立山連峰が素晴らし過ぎる。言葉を失う美しさだ。

さて、このまま五龍への縦走に移るか、はたまた眼前の唐松岳のピークを踏んでから行くか。
しばしの葛藤の末、取り敢えず唐松岳山頂を目指すことにした。
今思い返してみると、すぐそこにある端正なピークを目の前にして、五龍への縦走に行けただろうか?
例え先に五龍へ行ったとしても、あとでまた帰って来るのだ。今行くのも後で行くのも時間は同じさ。
天気が良いうちに、頂上で大パノラマを撮影してから、縦走しても遅くはない。
リフトの営業時間も気にしなくていいし、最悪夜行の装備もあるではないか。

さて唐松岳頂上山荘から唐松岳は目と鼻の先。片道15分と言ったところか。
贅沢にも剱岳と立山連峰を左に見て、ピークへとアタックすること15分。唐松岳(2,696m)を制覇した。
休日の合間を縫っているので山頂は空いていた。
不帰の嶮をクリアしてくるパーティや、これから挑むパーティが時折この山頂を通過してゆく。
記念写真を撮り合いながら、「気をつけて行ってきて下さい」と声をかける。
ひと通りの写真撮影を済ませた、と言っても結構の時間を要してしまった。それから落ち着いて景色を堪能する。
いつまでも見飽きない眺望。目の焦点も遠くを見据えたまま、時を忘れるのだった・・・(つづく)

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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
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More・・・・・あと14枚、唐松岳頂上での写真がありますよ!!!

by ymgchsgnb | 2014-09-30 08:00 | outdoor | Comments(0)
2014年 09月 29日

唐松岳(八方尾根日帰りピストン)〜3〜

振り返る八方池は、まさに雲上の楽園だった。色づいた山肌に落ちたエメラルドの雫。

八方池から先は行楽客の姿は無い。当然早朝のため、登山者の姿も無ければ、下山者もまだ下りて来ない。
しばらく岩場の登山道を進むと樹林帯があらわれ、その一帯がこの山行で一番紅葉に染まっていた辺りだ。
カエデのグラデーションに、ほぼ赤く色づいたナナカマド。まだ青々としている木々もあった。
それらの紅葉と真っ青な秋空が、登山のテンションをさらに高めていった。

中盤戦は斜面をトラバースしたり、樹林帯を抜けて行くようなところもある。
木々によって風が遮られるので額から汗がにじみ、やがて滴り落ちるほどになった。
その樹林帯を抜けたところに小規模な雪渓があらわれた。扇雪渓というらしい。
清涼感のある風が頬を撫で、汗ばんだカラダを適正な体温に下げてゆく。

そこからすぐに、ハイマツの緑が目立つ尾根をゆくと丸山ケルンに到着だ。
先程より雲海との距離をさらに広げた景色は、遠く南アルプスか八ヶ岳の峰々が見えた。
残念ながら沸き立つ雲で富士山は確認できなかった。しかし目指す五龍岳は驚くほど眼前に迫ってきていた。
雪渓を懐に抱いた不帰の嶮も三大キレットの名に恥じない荒々しさを見せていた。
やがてトラバースしてゆく断崖のせいで、行く手の唐松岳方面は視界から見えなくなる。
所々、崖に落石防止のネットが張られていたり、木組みの足場が組まれていたり、ロープが括り付けられている。

そしていくつかの崖の曲がり角を曲がると、赤い建物がチラ見する。
午前9時ジャスト。駐車場から3時間で唐松岳頂上山荘に到着だ。一気に五龍まで行っちゃえ!(つづく)

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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
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五龍への稜線
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More・・・・・あと20枚、唐松岳頂上山荘までの写真があります!!!

by ymgchsgnb | 2014-09-29 08:00 | outdoor | Comments(0)
2014年 09月 28日

唐松岳(八方尾根日帰りピストン)〜2〜

普段なら八方池山荘付近は、登山客や行楽客で賑わっていることだろう。
乗り継いできたリフトの終着地で、ここからは散策路のスタート地点なのだから。
しかしリフトはまだ営業前。そこには、交じりっけのない空気が済んだ、音の無い世界が広がっていた。
まだ見ぬ八方池とはどんな所だろう?
写真やポスターでは見たことがあるが、実際はどうなんだろう?鏡のような水面が見えるだろうか?

八方池山荘を後にすると、すぐに「尾根ルート」と「木道コース」に行く手が別れる。
登山道はこれから嫌という程歩くので、敢えて木道コースへ進んだ。整備された木道を九十九折りに登ってゆく
気持ちの良いコース。九十九折りもあれば、平坦路もある。木道脇には休憩スペースが多く点在していて、
本当散策には最高なロケーションだ。
朝の光が届いていない箇所は、霜が下りていて滑りやすくなっていた。
木道と尾根道が合流すると息(やすむ)ケルンに続いて八方ケルンが見えてくる。ここまで八方池山荘から30分。

八方ケルンに着いたということは、もう八方池に着いたも同然。コースから下へ木道が伸びている。
草紅葉野原を抜けると、ついに見えてきた。想像よりやや大きめの池が。
標高2,060mの天空に浮かぶ水面。若干風が吹いていて、水面は波立っていた。
池の周囲をグルっと回ってみる。ここも普段なら行楽客で賑わっていることだろう天空の楽園を独占している。
何とも贅沢すぎる時間が流れた。「八方池独占禁止法」に抵触しそうである。
八方池で写真を撮るならココだろうという場所に辿り着いた。先程まで吹いていた風がやや収まった。
その隙を突いてシャッターを切る。雲ひとつない抜けるような秋空と白馬三山や不帰の嶮が水面に映える。
明鏡止水の心境とは、まさにこのことだと思った。
あまりに美し過ぎる景色を独占し続けたい欲求が高まってきたので、ここで軽食タイムとする。
朝も早よからランチパックに舌鼓。アミノ酸も摂取しておこう。深呼吸もこれまた美味しい調味料。
7時半までの30分間、まったり八方池を十分満喫したので、いよいよ本格登山をスタートさせますか!

ちなみにコチラが、白馬八方尾根のガイドマップです。

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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
八方池
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木道コース
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More・・・・・あと20枚、八方池までの散策写真があります!!!

by ymgchsgnb | 2014-09-28 09:31 | outdoor | Comments(0)