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タグ:立山連峰 ( 6 ) タグの人気記事


2016年 05月 05日

春の立山弾丸ツアー(6)

雄山には50分程滞在して、同じルートで下山です。
登りの際にもグズついていた雪の急登がさらに腐り、少々怖かった。
アイゼン、ピッケルを装備しているからと過信はできない状況。浮石に注意しながらも
なるべく岩場のそばを下ったが、一ノ越山荘手前の斜面では一瞬足を取られた。

行きも帰りも一ノ越山荘を覗くことなく、一気に室堂を目指した。ここからは小走りで下れるくらいの斜面と雪質。
途中、鳴き声に誘われ雷鳥さんに再び御挨拶できた。

雄山から室堂まで1時間10分で駆け下ってこれたので、時間的にも余裕ができ、ショップを見歩いたり
せっかくなので雪の大谷にも立ち寄ろう。
しかし室堂は、そんな私の気分を削ぐ状況だった。
ターミナルが中国語とタイ語が喧しく飛び交っていた。そこは日本ではなく、アジアの喧騒に舞い込んだようで
モラル無き人の流れでまさに「シッチャカメッチャカ」。。
ショップ巡りを回避し、雪の大谷へ向かう。
例年に比べ5m以上も積雪が少ないようではあるが、今年の最高地点は13m。
その最高地点まではターミナルから徒歩約10分、1km弱歩くことになるが、その道すがらも
アジア系団体客の人混みに辟易した。

義務的に写真を撮り終え、1秒でも早くその場から立ち去りたい思いにかられ、どこにも寄ることなく
14時15分のトロリーバスで扇沢へと戻っていった。
しかしその喧騒はトロリーバス、ロープウェイ、ケーブルカーと扇沢までずっと続く。

無垢の雪山、遥かな峰々、雷鳥との対面に癒された山行であったが、駐車場のクルマでひと息つくまで
忘却の彼方になっていた。

例の団体客が到着する前というくろよんロイヤルホテルの立ち寄り湯は、貸切状態でようやく楽な気分になった。
高原の春を見上げながら露天風呂にとろけ、素敵な思い出以外を編集で削除して、その日一日を脳内再生した。
アルペンルート、雪の立山、安曇野から信濃大町にかけての素晴らしい土地。今では弾丸で行って良かった。

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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
雪の大谷
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室堂の喧騒
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More・・・・・あと26枚、下山から雪の大谷などの写真がありますよ!!!!!!

by ymgchsgnb | 2016-05-05 09:00 | outdoor | Comments(0)
2016年 05月 04日

春の立山弾丸ツアー(5)

望遠レンズに替えて再び山頂に戻り、いざ周囲の山々を撮ろうとしたところで足元を見ると
いつから居たのだろうか、岩の突端にちょこんと雷鳥さんがいた。
ジっとしていて動かず背中ばかりで顔を見せてくれなかったが、雷鳥だってこの雄大な立山連峰に
魅せられていたんだろう。

改めて360度のパノラマを堪能しつつレンズを向けると、春霞みの季節にしては遠くまで見通せていると思った。
立山に泊まっていない限り、山頂に到着するのはどんなに頑張ったって昼前だ。
その時間にもなれば霞みも濃くなってくるはずだが、この日の空気は比較的澄んでいた。

室堂平や大日岳、奥大日、剱岳や八ツ峰はもちろん、槍ヶ岳や穂高連峰、裏銀座や黒部源流の山々も見渡せた。

予定してたとは言え、雄山だけで引き返すのは勿体ないよなぁ。
立山に来ること自体、滅多に来られないし、何よりお金がかかる。ぜひ室堂辺りで宿泊したいところだ。
でも残雪は少し残る夏に、立山をたっぷり歩きたいのだ。またの機会に期待して、室堂へ引き返してゆくのだった。
(つづく)

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<Canon EOS 6D + EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USM>
剱岳
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みくりが池
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More・・・・・あと16枚、雄山山頂からの眺望写真があります!!!!!

by ymgchsgnb | 2016-05-04 09:00 | outdoor | Comments(0)
2016年 05月 03日

春の立山弾丸ツアー(4)

雄山のてっぺんには雄山神社がある。手前にある鳥居は雪面から頭のみ出ている積雪。
これでも雪は少ないのだろう。
山頂の社まで上がってみると、よくもこんな狭いスペースに神社が建っているなと思う。
しかしそこからの眼下の眺めは爽快だ。

ここでもふと雷鳥さんの鳴き声がっ。音の方に目を凝らすと、足元の急斜面に雷鳥のカップルがいた!
急斜面をその太い足で器用にテクテク愛らしく登ってくる。歩いたところから小さな雪玉が滑稽に転がり落ちる。
望遠レンズをザックに置いてきてしまっているので、アップで撮ることができない。
慌ててレンズを取りに戻ると、鳥居の所でなんと!わざわざ雷鳥さんのオスが私の目の前に飛んできてくれた!
そんな雷鳥さんからのサービスで、標準レンズをいっぱいにズームし撮ったのが下の写真だ。
たった1枚限りのサービスだったようで、再び飛んで行ってしまった。

雷鳥を追い回すのはよくないので、風景撮影に気持ちを切り替えた。(つづく)

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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
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More・・・・・あと13枚、雄山山頂での写真があるよ!!!!

by ymgchsgnb | 2016-05-03 09:00 | outdoor | Comments(0)
2016年 05月 02日

春の立山弾丸ツアー(3)

年始から貪るように山へ登り、2月3月は1回ずつ登ったけど、アイゼンを履く機会は無かった。
ようやくここに来て今シーズン初アイゼンの装着だ。
年末に冬用登山靴を買ったので、この靴に装着するのは実は初めてだった。
装着してみて「ヤバイ!」と思ったのだが、ストラップを短く切り過ぎてて、ひと回り大きい冬用登山靴では
ストラップがギリギリ足りてるかどうか微妙なところだったこと。
せっかくコバ付きの冬用登山靴なんだから、来シーズンはセミワンタッチ何かのアイゼン買っちゃうかな?

何とかアイゼンは装着できたので、ピッケルも手に携え、いざ雄山へ!
見るからに雪と岩稜がミックスする雄山への稜線。腐り気味の雪の急登から始まる。
果たしてアイゼンもピッケルも効くのだろうか?という感触だった。
中盤は岩の上を歩くことが多くなり、アイゼンの歯がギュリギュリと嫌な音を立てながら登る。

柔な雪質、岩稜とアイゼンには不向きとも思える状況だったが、後半は一見ザラメ雪のように見えて
すぐ下は氷化している箇所が出てきた。滑らないように慎重に登る。
慎重にならなければ行けないのはそれだけではない。残雪期特有の浮石にも注意が必要だ。
下手に頼らないよう、落とさないよう要注意だ。

久々の標高に息が切れる。確実に酸素の薄さを感じた。
雄山へ登れば4月での3,000m峰は自身初登頂になる。
やがて11時30分、雄山(3,003m)の山頂部に立った。一ノ越山荘から約50分で登ることができた。

立山は雄山、大汝山、富士ノ折立の総称だが、三角点は雄山にあり「雄山=立山」とも言う。
しかし最高峰は大汝山だ。今回は雄山へのピストンと決めていたので、その先は目指さなかった。
その分余裕があるので、雄山でゆっくりすることにしよう。(つづく)

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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
雄山への稜線
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一ノ越山荘
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More・・・・・あと14枚、一ノ越山荘から雄山での写真がありますよ〜!!!

by ymgchsgnb | 2016-05-02 08:00 | outdoor | Comments(0)
2016年 05月 01日

春の立山弾丸ツアー(2)

歩き出したのは9時15分。道も何もない雪原。広いトレースは付いていた。
最初に目指す一ノ越山荘が見えていたので、歩いてゆく方向はわかった。
夏道ではあり得ない最短距離で向かっている。

所々雪崩のデブリが積もっていて、その上を歩いてゆくポイントもあった。
雪質はザラメで取り敢えずノーアイゼンで歩いていたが、アイゼンやスパイク的な物があった方が
グリップが効いたかも知れない。スノーシューでも歩き易いと思った。
実際スノーシューの足跡もあったので、先行者が履いていたのだろう。

今回の目的は雪の立山を登るというのもあったが、白い雷鳥さんにも会いたかった。
一ノ越への登りでも、あの独特な鳴き声(表現が難しい)がそこかしこから聞こえていた。
これはじきに会えるだろう!

上と下から春の太陽にジリジリと照らされ、肌が焼かれている感覚がする。
山荘直下の急登に、額から汗が滲み出す。
相変わらずの無風晴れ男をその時は恨んだ。風よ吹いて汗を乾かしてくれ!

そして室堂から直行すること1時間弱、10時10分に一ノ越山荘到着。
細かく忘れてしまったが10年以上前に、某バラエティ番組の登山企画のロケで山頂アタック隊を任された時に
タレント陣から先行して、この一ノ越山荘に泊まったことがあるのだが、山頂アタック日に天候が崩れ
ロケ続行不可能と判断され、雄山を目指さず撤退した過去がある。
それ以来の一ノ越山荘であった。
その時の景色なんて覚えていない程だが、天候不順ってことだったから景色も無かったのだろう。
今改めてここへ来てみて、富山側も長野側も素晴らしい景色が望めている感動に浸った。
雪に覆われた室堂平、裏銀座の向こうには槍ヶ岳、穂高連峰が見えている。
しばしその世界に抱かれながら行動食を摂り休憩した。
そして雄山を目指すためアイゼンを装着するのだった。(つづく)

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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
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一ノ越山荘
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More・・・・・あと16枚、室堂から一ノ越山荘までの写真がありますよ!!

by ymgchsgnb | 2016-05-01 08:44 | outdoor | Comments(0)
2016年 04月 30日

春の立山弾丸ツアー(1)

毎度のことながら、今回も弾丸で山へ行ってきました。
年度末からの忙しさが新年度まで継続していて嬉しい悲鳴ではあるのですが、山に行けない事に関しては
悲鳴でしかありません。

そんなGWを目前に控えた、曇り予報の平日休み予定日に、どこか行こうか悩んでいた矢先急遽仕事がバレた。
その日は晴れ予報の平日休み。こんなチャンス逃す訳にはいかない。誰とも予定が合わなかったので
久しぶりにソロで弾丸で行くことにし、立山に照準を合わせた。

仕事から帰宅し、急いで準備をして出発したのが日が変わる頃。
相模湖ICから中央道を走らせたが途端に睡魔に襲われ、談合坂SAで仮眠するも睡魔は晴れず、境川PAでまたも仮眠。
合計で2時間ちょっとは寝られただろうか。
梓川SAで食糧を調達して、安曇野ICに着いたのが6時前、高瀬川沿いの素敵な道を快走した。
水が張られた田んぼに映る常念山脈に目が奪われ写欲に襲われたが、扇沢へのナビの到着予想時間が
始発ギリになっていた為、よそ見運転しながら苦渋の直行となった。

しかしながら扇沢に着いたのが7時前と、始発まで30分以上もある時間に着いてしまい
写真の一枚くらい撮れたんじゃないの?と余裕の無かった自分を苛み、あんな景色の中で暮らせたならと
安曇野移住計画が頭をもたげる。

気を取り戻し、支度を整えきっぷうりばに行くと、チケットを買う為に並んでいる客は10人もいなかった。
ちょうど売り出しが始まり、室堂までのバカ高い往復券(9,050円)を購入。JAF優待が廃止され財布が泣いている。
係員が「今日は団体さん(中国人観光客)がいないので平和ですね」的な案内をしていた。前日は始発に300人並んだそうだ。そんな大混雑を回避できたのはラッキーだった。
GW、お盆、秋の連休を除けば4月16日〜11月3日は扇沢からの始発は7時30分。
立山黒部アルペンルートは関電トロリーバス、黒部ダムを歩いて渡り、ケーブルカー、ロープウェイ、立山トロリーバスを乗り継いてゆく約1時間半のコース。
そして8時55分、ようやく立山の玄関口室堂に到着した。

富山側からと宿泊客とで、すでに室堂は観光地的な賑わいを見せていた。
外へ出てみると天気は予報通り申し分のない快晴。支度を整え、栄養を補給し、日焼け止めをしっかり塗りたくり
白と青だけの世界に飛び出して行った。(つづく)

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<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
扇沢
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室堂
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More・・・・・あと17枚、立山黒部アルペンルートの写真がありますので見てってね!

by ymgchsgnb | 2016-04-30 15:46 | outdoor | Comments(0)