本来キャンプ初日のキャンプ地に予定していたキャンプ場が、この夏の水害に遭い営業ができず
復旧の目処も立たないでいた。
Snow Peak本社から近いところで探していたことろ、隊員が探し当てたキャンプ場があった。
それが「中浦ヒメサユリ森林公園」のキャンプ場だ。
ここでは音楽祭など開催され、賑わうらしい。
標高はないが山深いところにあって、向かう道すがら土砂崩れの生々しい箇所がいくつかあった。
この日は例によって、我々だけの貸し切りキャンプ場だった。
日暮れも迫った遅めのチェックイン。早速各々が自主的に役割を担う。
この日の私の担当は炭火をおこすこと。Snow Peakの焚き火台でね。
この日の夕食の理想型は、炭火を囲む浜焼きだった。
しかし、イオンでは思った食材を調達できず、大したメインディッシュも存在せずのキャンプらしからぬ
普通の食卓であった。
メニューはご飯とバイ貝のみそ汁、鮭とキノコのホイル包み焼き。あとはイカを焼いたり肉を焼いたりなど。
近くの温泉施設も水害で営業できてなかったり、定休日が重なり迷っていたところ、まずまず近い場所に
越後長野温泉
嵐渓荘というお宿でお湯が頂けると情報を入手した。
いそいそと向かうと、闇夜の山中に趣きある昭和風情溢れる一軒宿があった。
「日本秘湯を守る会」の会員でもあるようで、宿に一泊してみたくなる良いお宿でした。
風呂桶は漆塗り、塩味のするナトリウム塩化物冷鉱泉を束の間堪能し、キャンプ場へと戻る。
バンガローへ戻ると、蚊取り線香担当の隊員が相変わらずのヘマをやらかしていた。
扉を開けるなり、尋常ならざる白煙が吹き出してきたのだ!
大量の蚊取り線香に一気に火を点けたようで、バンガロー中煙に包まれ呼吸困難。
これでは蚊を避けるどころか、人も寄り付かない!全ての私物は線香臭になった。
しかし一歩間違ったら火事を起こすところ。この隊員には少々再教育が必要である・・・。
<Canon EOS 5D + EF24-105mm F4
L IS USM>
炊事棟を占拠
換気すれども・・・