京都に限ったことではないだろうけれど、このような庭園があるのも魅力だよなぁ。
建仁寺でもひと際観光客が多くいたのが、この「潮音庭」。
座敷と渡り廊下に四方を囲まれた庭園。新緑、紅葉、雪、どの景色も素敵だろうね。
どの方角から見ても心静まる景色だった。
この他にも「◯△ロ乃庭」という面白い名前の付いた庭園があったのも、後に小冊子を見て気づいた。
貰ったものは現場で目を通すべきだよな。。
薄暗い広間がいくつかあって、その襖絵に「雲龍図」なるこれまた迫力満点な襖があった。
部屋毎に違う画があって、「花鳥図」「竹林七賢図」「山水図」という襖絵も。
桃山時代に描かれたものだそうだけど、京都文化協会とキヤノンによって高精細デジタル複製なのだそうだ。
なかなか当時のものを保存するのも大変だろう。温度湿度など条件を厳密に管理された博物館ではなく、
京都の夏の暑さと冬の寒さ、観光客に晒され続けていんだからね。
いや〜、思いがけず建仁寺で良いものと出会えたよ。下調べして行くのもいいけど、こう言う偶然の
出会いもいいもんだ。
次回は祇園をあとにして、鴨川をちょっと遡上。
<Canon EOS 5D + EF24-105mm F4
L IS USM>
雲龍図