富士登山をして、悪天候でもないのに「剣ヶ峰」を目指さないのは考えられないことだ。
当然のように須走頂上から剣ヶ峰を目指した。
さすがにてっぺんまで来ると、北西からの冷たい強風をもろに受ける。
眼前には大きく開いた火口。その向こうには、モンサンミッシェルかのようにそびえる剣ヶ峰。
赤い溶岩、黒い溶岩、黄色っぽい溶岩、白っぽい溶岩、さまざまな色の岩場を縫って進む。
御殿場口の頂上に来ると、いつもは閉ざされている銀明館が郵便局になっている。
世界遺産ともなると、富士宮頂上の郵便局だけではなく、こちらにも増やしたのかな?と思っていたら
富士宮頂上の浅間神社奥宮の社務所改修工事のために、御殿場側に移設されたようだった。
でも奥宮はいつも通りちゃんと営業?してましたよ。
その後、日本一高所の公衆便所に立ち寄り、身を軽くして剣ヶ峰直下の「馬ノ背」に挑む。
ここは文字通り日本一心臓破りな坂に違いない。
富士宮頂上付近にいた野良犬?に先導される形で剣ヶ峰を目指しながら、途中剣ヶ峰バックに記念写真を撮っていると
あっと言う間に犬は馬ノ背を登っていってしまっていた。
痩せ犬だったけど、まったく息も苦しくもない様子。完全に高度順応している犬なんだなぁ。
その後、野良犬はどこかへ姿を消してしまった・・・。
馬ノ背の急登を元気に登り続ける見上げた体力の持ち主を引率して、午前8時ついに登頂を果たした。
混雑状況は例年同様で、混んでいるほどではない。一便が過ぎ去ったあとの剣ヶ峰だった。
いつもの如く、風もなく過ごしやすい剣ヶ峰。記念撮影の順番も大して待つこと無く、存分に楽しめた。
<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4
L IS USM>
モンサンミッシェルっぽくない?
富士吉田・須走頂上
御殿場頂上に移設された郵便局
マリオブラザーズもハガキを投函
富士宮頂上 浅間大社奥宮