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2014年 06月 28日

ガルモント タワー α GTX

今シーズンから残雪期の登山をはじめたので、今までの登山靴にアイゼンを装着して登ってた訳です。
15年程前に、番組から提供された登山靴なので大分ガタはきていたけど、ソールを張り替えて凌いでたら
さすがに水が浸透してきてしまって、雪を蹴り込んでの山行ではキツイものがありました。
それに、右くるぶしの内側上部に骨が出っ張っているのが今更判明して、痛くなってきてたのもあり、
お金は無いけどいっそのこと新調してしまおうかと、購入を検討していたのです。

残雪期にも耐え得る定番モデルだと、スポルティバのトランゴ S EVO GTXや、スカルパのトリオレプロ GTX辺りで、
価格帯はいずれも4万円前後してしまうけど、前述の条件ともなるとこれぐらいは奮発せざるを得ない訳です。
個人輸入も考えましたが、昨今の円安では関税を払ってトントンみたいな感じなので、安心の国内店に絞りました。

本命の「トランゴ S EVO GTX」に決めかけていて、サイズを正確に判断するため試し履きをしていたら、
例の骨の出っ張りが、このモデルでも当たるのです!
デザイン先行で選んで、痛みを我慢してしまうのは本末転倒なので、靴選びは再検討となってしまった。
それならばと、店員の方が出してくれた靴でスポルティバのカラコルムHC GTXだと、全く痛みは感じなくて良かったし
履き心地も最高だったけど、5万円オーバーで縦走向けモデルだったので、その選択は回避となった。

登山靴=イタリアメーカーなので上記の他に、ザンバラン、アク、ドロミテ、アゾロ、テクニカや、
今履いてるケイランドなどあるけど、デザイン的にはスポルティバなんだよなぁ・・・。
骨に当たらないモデル探しの長い旅へ、地元や横浜、東京の山の店を周回してました。
そしてついに、聖地「神田神保町」の石井スポーツ登山本店へ辿り着いたのです。

それでも未練があったのか、改めてトランゴシリーズを試し履きして、やっぱりダメかぁと落ち込んでいる時、
ふと手に取ったのがガルモントのタワー α GTX(税抜39,000円)という石井スポーツ限定モデル。
今まで完全に眼中に無かったのは、どこかの店で「足幅が狭く、欧米向けですよ」と言われたからだった。
それもあって圏外に追いやられていたから、実際履くこともなかったのだった。
しかし、傷心の足をガルモントへ滑り込ませると・・・悪くないじゃない。
店員曰く、狭いのは岩稜向けのソールだけで、決して幅は狭くはないと言う。実際ラストは3E。
「ところでガルモントってどこのメーカーなんですか?」「そりゃイタリアですよ、お客さん」

「限定モデル」という希少さと、ド派手だけどカッコ良い色使いと、イタ靴ってところが気に入った!問題は「当たり」だ。
このモデル、ベロに全面GORE-TEXが貼ってあって、大きくて厚くてクッション性に優れているので、全然痛くない。
この価格帯では、ここまでのベロは出会わなかったし、高級靴の代名詞D環こそ無いけど、紐留めフックがある。
足首の動きはトランゴシリーズに劣るものの十分動くし、足首のホールド感はこっちの方が断然良い。
残雪期や岩稜帯を歩くのに良さそうな、シュッとした感じもあって、これで槍穂を歩きたいなぁ。

では限定モデルは普通と何が違うのか?
基本は同価格のタワープラス llで、スエードレザーの色が違うのと、アッパーの皮素材が限定モデルの方が
黒くて質感が良いかも。それとサイドプロテクターのラバーに厚みがあるのだとか。

気に入った!と思いながらも、神田神保町界隈をさらに巡り、挙げ句の果てには何故か新宿の
石井山専へ移動していた。
そして最終的に、極厚ソックス&スーパーフィートでサイズを確認して、セール中ということもあってお買い上げ。

今ブログを書きながらも、家の中で登山靴を履いている。慣らしの意味も込めて。
あぁ早く「休み」と「梅雨の晴れ間」がマッチングしてくれないかなぁ〜。

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<Canon EOS 6D>
EF35mm F1.4L USM
GARMONT TOWER α GTX
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岩稜帯に適した細身の印象
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岩稜向けソールのビブラム Mulaz
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EF100mm Macro F2.8L IS USM
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岩稜帯向けの証し
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当然のGORE-TEX
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石井スポーツ限定モデルだけに、ガルモントの製品サイトにも載っていない。
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目立ち過ぎるメーカー名
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厚くて大きいベロ
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紐留めフック
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厚みのあるラバー
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トーカップ
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密度の違うミッドソール
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セミワンタッチアイゼン対応のコバ付き
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by ymgchsgnb | 2014-06-28 19:18 | hobby | Comments(0)


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