当初、中盤戦の岩場はすぐに終わるもんだと思っていた。
途中オバさまに「どのくらい続くのかねぇ?」と聞かれ「すぐじゃないですか?ちょっとですよ!」何て言ったものの
下山してきたパーティに「ず〜っと続きますよ」と絶望のひと言を言われ落胆していたオバさま。
事実その通り、山頂付近まで数カ所の岩場が続いた。それでも大したことはないんだけどね。
下りは要注意かなって思ったくらい。
遠足などで、子供たちがたくさん登っていた印象。夏休みでもあるので、親子登山も多く見かけました。
土日の混雑になると、岩場のすれ違いやゆずり合いで、結構な渋滞になると予想。そんな中盤戦でした。
左手には何やらカッコいい山稜が見えています。槍のように尖ったピークとキレッキレの尾根。
後で調べてみると
俎嵒(まないたぐら)の
川棚の頭というらしい。
て言うか漢字が変換で出てこないよ!でも行ってみたいなぁ・・・と思っていたら、
何と!かつては俎嵒こそが谷川岳だったようだ。国土地理院の誤記のために今のポイントが
谷川岳になっちゃったみたいです。
そんなカッコいい俎嵒へは一般登山道は無いみたい。オジカ沢の頭からキレイな稜線が伸びてるのにね。
そして右手には、日本三大急登の
西黒尾根が見えています。長く険しい尾根。これもいつか登りたい道だ。
11時10分。
天狗のたまり場という岩場に到着。岩の上でみんな休憩している。
そこを過ぎると、山頂直下の肩ノ小屋の一部がすぐそこに見えてくる。
周りはふわもこの緑の絨毯のような笹原が広がり、そこを転がり落ちたい気分の眺めだ。
あとは整備された階段状の道をゆけば、山頂まであと少し!(つづく)
<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4
L IS USM>
天狗のたまり場から天神平を振り返る
俎嵒山稜
中盤戦の核心部
緑のふわもこ
日本三大急登西黒尾根
天神尾根
天狗のたまり場
山頂はすぐこそ!