以前は、白根御池からの下りが永遠に感じられた。
今回はふたりなので、会話もあったりしたから多少短くは感じたけど、先輩は長く感じてたんじゃないあかな。
白根御池小屋の貼ってあったバスの時刻表には、広河原12時00分発があって、その次は14時。
小屋を出発したのが10時40分。例えひとりで得意の下山で駆け下っても微妙な時間だ。
まぁでも乗合いタクシーが待っているだろうから、それに乗って帰ればいいかとあまり焦らないペースで下山した。
さすがに先輩のペースは落ちていた。いわゆる下山時の膝ガクガク現象だろう。
時折紅葉の写真も撮りつつ、途中にあるベンチで休み休みゆく。
白根御池分岐に到着したのは11時50分。もうバスには間に合わないと確信。
結局広河原には12時15分に到着。
バスが出たばかりなので、当然乗合いタクシーを待つ客はロータリーに誰もいなかった。
自分と先輩の他にあと7人集まらなければタクシーは出てくれない。
タクシーのドライバーには「次の14時のバスよりは、早く出られるでしょう」と言われ待つことに。
以外とすぐ3人くらい集まったが、その後が続かなかった。
耐えかねた待ち客が、川を渡り戻って広河原山荘前でランチしていたグループに、帰らないか勧誘しに行ったが
上手く行かなかった(笑)
それでも13時前には無事9人が集まり、芦安温泉へと戻ることができた。
ここからは先輩には申し訳なかったが、急いで帰宅することになる。
登山後の醍醐味である温泉も無し!さすがに食事は摂った。手早くラーメンを食べ終え中央道へ。
先輩を家まで送り、自宅に戻ってきた時には、会食出発まで25分前。
片付けなど後回し。登山道具を床に撒き散らしシャワーを浴びる。速攻で着替えて家を飛び出ると、
何とか電車に間に合った!そして南アルプスから下山してきたことを微塵にも感じさせずに都内会食現場へ。
昨年の天狗岳に引き続き、またもや「エクストリーム飲み会」となったのだった。
<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4
L IS USM>
無事下山〜
9人集まるのを待つ・・・
白根御池小屋からは登りも多少あるのだ
白根御池分岐へ帰還
北岳は雲の中
乗合いタクシーで芦安温泉へ(約40分)