迪化街を練り歩き、お土産を買ったりしている内にお昼になったので、そのままこの辺で食べて行こう。
と、その前に、初日から我々の鼻を嫌がらせ、不快な臭いを漂わせていた元凶臭豆腐を試す時かなと・・・。
どこの夜市でも見かけるチェーン店のような臭豆腐の出店で、ひとつ(40元、約150円)買ってみた。
この店のは串に刺さっていて、ちょっとした野菜が盛ってあり、謎のタレがかかっている。
このタレのおかげで、あのキツイ臭いは多少抑えられていて、これならイケるかもと串を1本ずつシェアした。
勇気を出してひと口・・・美味くはないなぁ・・・(その刹那)クッセーーーーーー!!!
ダメだダメだっ、無理無理無理!!!
我慢してふた口食べて、申し訳ないがゴミ箱行きと相成ったのであった。
お口直しに何を食べるかあれやこれや迷ったが、やっぱり行き着く先は庶民のブッフェ「自助式」。
永楽市場横にある老爺卍素食というお店に決めた。「ベジタリアン」とカタカナで書かれてあった。
ベジタリアンというだけあって、当然肉は無い。しかし魅力的なおかずがいっぱいだ。
毎度お馴染み、お皿に好きなものをセルフで盛ってゆく。
ここも料金体系は全くわからずだったが、初日のランチのように品数でカウントされるようだったので
あまり品数は取らなかった。すると店員が我々の皿を取り上げ、やおら計りにかけた。
「品数じゃなくて、重さ!?」
だったらたくさんのおかずを少量ずつ取ればよかったよ。。
パイセンと同時に計られてしまったので2人で170元、割り勘して1人85元(300円強)だった。
湯葉と大根の葉を炒めたものや、メンマが得意美味しく、空芯菜も安定の味で、カレーは素朴極まりない優しい味だ。
一か八か煮卵を取ってみたが、普通の日本のしょうゆ味が染み込んだように美味しいやつだった。
そして味噌汁がセルフでどうぞ的なことを言われたので、遠慮なく頂いたがこれが驚愕の不味さだった!
せっかく臭豆腐を忘れ、それまでの美味しい口がまた残念になってしまった。
味噌汁の味なんて味噌で決まるものだが、まず出汁が効いてなく、酒粕のような風味がして異様な味。
台湾の人はこんな感じが「おふくろの味」なのかなぁ?日本の味噌汁が一気に恋しくなった。
食後、迪化街からホテルへの道中、まだ台湾らしいタピオカの飲み物を飲んでなかったので、路面店で
タピオカミルクティーを飲む。私はホットでパイセンはアイスだ。
台湾のティーは氷のありなし、砂糖の量など、昔懐かしカップの自動販売機のような設定ができる。
砂糖は普通、加糖、半糖、微糖、なしなどから選べる。ここは標準の味が飲みたかったので「普通」にした。
ひと口飲むや、パイセンが「甘めぇ〜!」と悶える。自分的にはやや甘くて美味しかったが、何より満たされた胃に
流れ込むタピオカが辛かった。
寛げるロケーションではなかったものの、午後ティーを堪能した我々は、ホテルへ荷物を取りに行った。
空港へ向かうには早かったが、もうやることも無くなり、タクシーで松山空港へ向かったのだった。
<Canon EOS 6D>
いざ臭豆腐!
勇気を出して・・・無理っ!!!
最後の最後まで自助式
午後のティータイム
タピオカミルクティー
スピードくじに挑戦!
スクラッチ100元(約370円)
まさかの当たり!!!300元(約1,200円)