日本三景は安芸の宮島をもってコンプリートと相成った。
まだ寝静まった商店街ではなく、海沿いの道を歩いてゆく。
神の使者だろうか、鹿が所々にいてフンも大量に散らかっている。それらを掃除するのが商店の人たち朝の日課だろうか。
海沿いのカーブに常夜燈が沿って並んでいる。まだ潮が引いているので、長い砂浜も存在している。
湾に入ると、見る見る潮が満ちてくるのがわかる。フェリーから見えた海岸線は大鳥居の近くにあったが、今ではもう神社へ迫っている。
そしてこの日も世界遺産へやって来た。厳島神社の創建は推古天皇の時代で6世紀のこと。
私の中では、神話と現実の狭間の時代と認識しているが、史実エピソードも数多ある。
今の姿になったのは平清盛の時代で、以降様々な都文化が入り発展していったのだという。
そんな歴史ある国の宝に300円を支払い、有り難く足を踏み入れる。
この日入った初めての観光客が我々なのだろう。ほとんど人はいず、ゆっくりと見て回ることができた。
まだに早起きは三文の徳といえよう。
厳島神社の御祭神は宗像三女人。アマテラスとスサノオによって生まれた三姫だという神話だ。
そう言えば宮島口の地下道にカワイイゆるキャラみたいな3人の女の子が描かれてたな。
そして厳島神社のフォトジェニックは何と言っても、沖合にある大鳥居。インスタ映えするんだろな。
桟橋でそれをバックに記念写真を撮るにも、この時間なら景色を占有できた。
ゆっくり写真を撮ったり、見物したり、御朱印を書いてもらったり各々の時間を過ごした。
<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4
L IS USM>
大鳥居
客(まろうど)神社と五重塔
商店街は9時過ぎないと動き出さない
ゴミを漁っちゃダメですよ〜(捨てる人間が悪い)
見る見る浸水してゆく
参拝入口
悪い顔してんなぁ
客神社
板は8枚間隔
鏡の池
高舞台と祓殿
拝殿
常夜燈と大鳥居
記念写真