岡山市街へつづく朝の通勤渋滞に捕まりながらも、JR津山線沿いに国道53号線を津山方面へ北上した。
中国地方の内陸部へと進んでいくこと1時間余り、午前9時の開店時間ちょうどにある店に着いた。
ここは岡山県美咲町にある
「たまごかけごはんの店食堂かめっち。」TKGの聖地とも言える。
行列もできる有名店だが、開店直後なのでこの日最初の客が我々だった。
店内の自販機で黄福定食(350円)を各々注文。たまごかけごはんだけでは寂しいと思ったので、おかずとして「日替わりの一品」(300円)も
同時注文。この日の日替わりメニューは若鶏のからあげだった。
食券を渡して席に着くや否や、すぐにお膳が提供される。それもそうだ、ごはんにみそ汁漬物、そして生卵だけなのだから。
そして嬉しいのがこの定食は食べ放題ということ。ごはんもたまごも追加料金なしで、いくらでも食べられるのだ。
普段TKGをする時は、別皿に卵を割りしょうゆをかけてよく溶いたものをごはんにかけるが、ここはほかほかごはんに直接割り落とした。
この方が絵になるのだ。そこにしょうゆを少々かけて、粗く溶いたのちに大口を開けてかき込む。
朝から何も食べずに2箇所観光したので、それはそれは美味しく感じたが、美味しいには訳がある。
ごはんは地元美咲産の棚田米で、卵は
森のたまごブランドでもある美咲ファームから毎日新鮮たまごを仕入れているのだ。
「TKGは飲み物だ」と誰かが言ったとか言わなかったとか、1杯目をあっという間に完食すると「お代わりください」と宣誓。
すぐに定食がリセットされ元通り。今度は味変に挑戦。テーブルには3種の薬味的なものが置いてあり「しそ」「ねぎ」「のり」があった。
いずれもほぼ液状化したタレで、一番好みだったのは「ねぎ」だった。ラー油の入ったタレに刻みねぎがTKGにマッチ。
「のり」はのりの佃煮の液体バージョンのようなもので、「しそ」はしそ自体苦手なのであまり覚えていない。
結局、美味しいからあげと2度のおかわりで計3杯のTKGを完食。お腹いっぱいの幸せ状態で店をあとにした。
ついでに津山線の亀甲駅の駅舎が「亀」なので見に立ち寄った。決してカワイイとは言えないデザインだけど、なかなか珍しい駅舎だね。
<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
TKG
食堂かめっち。
この日最初の客
黄福定食(350円食べ放題)
「ねぎ」をトッピング
若鶏のからあげ
標準スタイル
顔出しパネルの意味がわからない・・・
JR津山線「亀甲駅」
目が時計