メッツァのある
宮沢湖は人造湖。ウーテピルスを抜けて、その畔を右回りに歩いて行けます。
雨上がりで泥濘みも残る真っ暗な道、広い間隔でタマゴ型の光の物体が並んでます。
ひとつに触れると色が変わり、その先のタマゴに伝搬してゆきます。
対岸の森までやってくると、森の落ち葉の狭い道に沿って歩きます。やがて到着したのが湖面に浮かぶ自立しつつも、呼応する生命。
工事用の足場のような階段で水辺の近くまで降りて行きます。岸辺のタマゴと湖面に浮かぶタマゴ、そして遥か対岸の彩られたビレッジ。
壮観な眺めで、自然の中にいるはずなのに、周囲の光と音とのデジタルアートが、近未来な感覚もするし、自然が自然で無くなるというか
アート空間の埋もれてるような不思議な感覚がします。
同じ構図で撮っていても、シャッターを切る度にその彩りが変化し、撮れた写真をプレビューするのが1枚1枚愉しみでもあります。
これらの作品は何も考えず単純に「綺麗だなぁ〜」と眺めてたらいいものだけど、そもそもどのような仕組みで色や音が呼応してゆくのだろうか。
難しいこと抜きに、目の前のアートを愉しめばいいんでしょうけどね。
<Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM>
夜道を仄暗く照らすタマゴ