温泉も入ってサッパリしたところで、夕食にはちょっと早いけど帰りがてら会津若松名物ソースかつ丼でも食べて帰ろうと思った。
会津若松は何度も訪れているけどソースかつ丼だけまだ食べていない。
超極厚のかつが魅力の
むらいという店に昔から行ってみたくて、ナビに住所を打ち込むべく調べていたら・・・まさかの昼のみ営業だと知る!
すでに14時を過ぎていて、その時点でアウト。あまりの無念さに陥りつつも、もうソースかつ丼の口になってしまっているので
他の名店をネットで調べる。しかしどの名店と呼ばれる店も、昼のみの営業ばかりで裏磐梯の山奥で唖然とした。
もう何も考えられないまま、会津若松から会津西街道を日光方面へ南下する間に、何か美味しそうなものはあれば、もうそれでいいやとなった。
下郷から白河にエスケープして白河ラーメンって手もある。
会津若松に市街に着いたのは16時を過ぎた頃、それでも諦めきれない思いから調べた店へ寄ってみた・・・するとまさかの定休日!
負けじと今度はキタナシュラン的な食堂へ行ってみると、これまたまさか潰れてると思えるくらい、見るからに営業はしていなかった。
そうこうしている内に、
とんかつ番番というとんかつ屋さんの夜営業が始まる時間になったので、藁をも縋る思いで駆け込んだ。
贅沢にひれソースかつ丼(1,500円)を注文して何気に壁の貼り紙に目をやると「本当に大きなソースかつ丼(2,000円)」とある。
慌てて注文を一旦キャンセルして、その大きなソースかつ丼を再注文した。「むらい」の超極厚かつへの憧憬をそれに賭けてみた。
そしてそのソースかつ丼がやって来た。器がべらぼうに大きく、蓋を開けると3枚のソースかつが線キャベツのベッドに横たわっている。
およそ3人分のとんかつということか。おまけに小鉢や香の物、味噌汁が付いている。
注文した責任からダイエットを脳外に排除して挑んだ。かつはやや薄く本来求めてたモノではないが、染み染みのソースがキャベツや白米の消費を
加速させる。しかし最後はさすがにペースダウン、加速も鈍り無念にも白米を少々残してしまった。そしてこれ程染みたソースのおかげで
若干ソースかつが嫌いになってしまう一歩手前まで来てしまった。。
お腹は超満足、会津若松でのソースかつデビューを果たし気持ちも満足、あとは重たい胃袋を抱えて地道に帰宅することだ。
その後、会津西街道で日光に出て、渡良瀬渓谷を抜け関東平野に到達。埼玉の本庄児玉まで一般道を走り、その後は関越道、圏央道を走り
神奈川まで帰ってきたのであった。
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