ゲレンデトップから約1時間半の10時45分。たった1時間半とは思えないような歩き応え登り応えを感じての山頂到達。
日本百名山武尊山(2,158m)に立った。ここへ来るのは積雪期と決めていたので感無量の登頂だ。
平日でも20人近い登山客が山頂にいたんではないか、この積雪期に。入れ替わり立ち替わり登ってくる人たちも多い。
居心地も良く天気も良いので、結果的に1時間近くも滞在してしまった。
何をしてたか。360度大絶景大パノラマを堪能してたに違いないではないか。
標高の高い山でこんなに晴れたのは相当久しぶりだ。2018年は丸々味わえなかったはずだ。
晴れ男ではあるが、山頂ガス男の異名も自身で感じていたこともあって、汚名を払拭できたようだった。
では望遠レンズにわざわざ付け替えて、周囲の山々を覗いてみよう。
南側は春の霞みか花粉の霞みか、はたまた気温上昇のための水蒸気かハッキリとしない赤城山や皇海山。
東に奥白根山と日光連山。北東には尾瀬の象徴燧ヶ岳や至仏山。越後の白亜の雪山は巻機山など。色の白さは百難隠すといった感じで美しい。
白毛門や谷川岳の谷川連峰。万太郎、仙ノ倉、平標の稜線の奥に苗場山。西の浅間山や四阿山はほとんど霞んでいてぼんやりしている。
まぁ百名山ばかりのビッグネーム揃い。剣ガ峰山も望遠で覗くとこれまたカッコ良い。登ってきたクリスタルエクスプレスも見えた。
空気が澄んでいたら北アルプスや八ヶ岳、富士山も見えたりするのだろうか。
ランチには早い時間だけど、お腹の受け入れ態勢は整っている。居心地の良過ぎる山頂飯と行こう〜。
最近ソロではコンビニ飯がほとんどで、この日もまた然り。「悪魔のおにぎり」や「八天堂監修のフルーツサンド」など魅惑のランチとなった。
その他糖分過多となったランチで気分を満たし、あとはただボ〜ッとして過ごした。
まさか1時間も山頂に滞在するつもりじゃなかったけど、この素晴らしい景色がそうさせてしまったのだった。(つづく)
<Canon EOS 6D>
EF24-105mm F4L IS USM
武尊山から剣ガ峰山
三角点
EF70-300mm F4.5-5.6
DO IS USM
赤城山
皇海山
関東以北最高峰の奥白根山
東北以北最高峰の燧ヶ岳
至仏山
巻機山かな?
白毛門
日本三大急登の西黒尾根から谷川岳と一ノ倉沢
苗場山
浅間山
剣ガ峰山
クルスタルエクスプレスが見える
EF24-105mm F4
L IS USM
魅惑の山頂飯
マンホールじゃないよ
前武尊方面
越後の名峰たち